本当に同規格? ~M-1940 AMG製~

ブバババババ~!
と元気に火を噴いてるのは、

米軍用M-1940!
ほぼ80歳になろうかというから、もはやりっぱな後期高齢者。
ですが、まだまだこのように元気です。
さて、この1940をはじめとする米軍用ストーブ、いわゆるGIストーブシリーズは、
同一の規格にて、複数の会社が製造しておりました。
ですから本来、全てにおいて部品の流用が効くはずなのですが…
そこはそれ、アメリカ製なのでそんなにきちんとできるはずがない。
なるほどたしかに、大まかな部品はそれぞれ流用はきくのですが、
内部の細かな部品については、なんだか微妙にしっくりこず、
特に、スピンドル周辺はどうにかすると圧漏れが収まらなかったりと、もう大変。
まあ、これは同一規格ではあっても、各会社の加工精度に違いがあるうえに、
使用している素材にも違いがあるし、
なによりも、その会社の癖のようなものもあるから仕方がないのでしょうね。、
じっさい、そういうこまかな面だけではなく、
パッと見た目や、手にした時の感触が明らかに印象が違うのですよ。
例えば、今回使用しているのはAGM(アメリカン・ガス・マシン)社製ですが、
これといつものコールマン製と比べると、全く違う!
見た目、手ごたえ、ともにAGMの方が、ごつく、く太く、そして荒く感じます。
だから、これを使ったとコールマンの1940を手にすると、
「やけに小ぶりでかわいく、そして丁寧だな…」
と、そう感じてしまうのです。
とはいえ、実際はそんなことはないのですがね。

ほら!ほぼ同じ寸法(左AGM、右コールマン)
でも、なぜだろう?
確かに先ほど言った印象は、毎回毎回、手にするたびに感じるのです。
だから、感覚としてのそういう差は必ずあると、そう思う。
そしてその差は、とりもなおさず好みに直結してくるから、
結局、どちら製が好きなのかということになるわけなんですが…
実はそう簡単に、理屈通りには決まらない。
それぞれどちらにも良い味があれば、悪い部分もあるわけで、
どちらかを選ぶのは正直無理な話。
だから結局は、その日の気分で、どちらを持ち出すのか決めておる次第であります。
そんなわけで、ややワイルド気分になりたかったこの時はAGM製を持ち出しました。

結果大正解♪
ワイルドなアメリカン気分に浸りつつ、
朝食のマクドも、

ックダノーズ!
こういう時、テーブル代わりにできる大き目タンクのゴリラは良い!
てなわけで、今まで特に意識したことのなかった使い分けですが、
今回を気に振り返ってみると、
どうも土草の上ではこのAGM。
そうではない舗装路などではコールマン。
と、こんな感じで使い分けているkとが判明しました。
私の場合、どうもコールマンは都会的で、AGMは泥くさい、
そういうイメージがあるのかな?

**動画**
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