ラジュース?プリムス?いえオプティマス! ~オプティマス00~
いきなりですが、皆さんこの手のストーブをなんて呼んでいます?

例えば、こういうのなら箱型(箱スト)

こういうのなら筒型(筒スト)

と、それぞれ見た目からの相性があるのですが、
いざ思うと先ほどのタイプのストーブの場合は、そのようなしっくりくる名称が思い当たらないのです。
一応人によっては、UFO型、とかお鍋型とか呼ばれる方々もおられますが、
私にはそのどれもがいまいちしっくりこない。
考えると、ケロシン(灯油)ストーブの歴史の中でも最も古いタイプに属するのにね。
といいますか…
もっとも古いがゆえに単に「ストーブ」と呼ばれていたので前述のような愛称がなかったと言えるかもしれませんね。
というのも、面白いことにこのタイプのストーブは日本以外の各国では
「プリムスストーブ」と呼ばれることが多く、
日本ではベテランの方々から「ラジュース」と呼ばれることが多いのです。
というのも、当時この手のストーブを開発製造していた会社がプリムスであったため、
会社名がそのまま製品の代名詞となり、その後類似の製品が出てきても、
ひとくくりに同じその名称を使用されていたからなのですよ。
まあ、わかりやすく言うと、世界中で有名なスーパーカブというこのバイク。

これは本来ホンダの製品名なのに、似た形のバイクがすべてカブと呼ばれ、
「ヤマハのカブ」とか「スズキのカブ」とかいう呼ばれ方が通用するのと同じですね。
ではなぜ日本だけ「プリムス」ではなく「ラジュース」なのか?
それはほぼ世界を席巻していたプリムス社が、唯一取りこぼしていたのがアジア地域だったため、
プリムス社より独立したばかりの新興会社のRADIUS(ラディウス)社はそこに商機を見出したのです。
(この辺の話はこちらをどうぞ。)
案の定品質に優れたその製品は人気を博し、
以降日本ではこの手のタイプを「RADIUS=ラジュース」と呼ばれることとなったわけなのです。
さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、
この手のタイプは当初のデザインが完成され過ぎていたためか、
その後のモデルも皆似たようなデザインで、ぱっと見では何が何だかよく分かりません。
それでも各社はその差別化を何とか図ろうと、あれこれ頑張り、
英国のモデルのようにヘッドにメンテナンスホールを持つものや、
ゴトクなどをアルミで軽量化しするなどパーツ改良をするところも出てきました。

アルミ製ゴトクのヴェリタス

ヘッドに穴を持つバーモス
ですがやはり全体的なイメージはそう変わったものは出てきません。
それでも中には、ぱっと見でそれとわかるデザインのやつがあるもので…

それがこのオプティマス(OPUTIMUS)00
なんか、ぱっと見でほかのとイメージが違いません?
他のに比べて、なんというか、緊張感がなくほのぼのしている。
その理由はこのタンク形状。

なんかすごく丸い!
そう、他社の製品はとんどタンクの円周部のエッジが立っているのに対し、
この00は、つるん♪ぬるん♪と曲面のみでできてる。
だから、なんというか、ついつい和んでしまう。
おまけに、そのサイズの小ささも相まって、実際目にして手に取ると、
「お~、なんと可愛いタンク!」
と、いわゆる「萌え」の状態に入ってしまうのです。
(=^^=)ゞ
実はこのオプティマス社も、プリムス社にひけを取らない老舗中の老舗。
で、このモデルも1920年代から1996年まで製造販売され続けた超ロングセラー。
にもかかわらず、その間ほとんどデザインの変更がなかったところを見ると、
やはり、かなり多くの方々が、この「丸み」に「萌えた」のでしょうね♪

軍用モデルもあるのですが、ストーブ本体のデザインはやっぱりあのまま。
そんなわけで、実は私が一番好きなブランドはRADIUS社なのですが、
ことこの手のタイプでいうならば、
このオプティマス00が私の一番好きなモデルなのであります。
だから、見つければつい手に入れてしまうし、
そして、つい直してしまう。
だからその都度、友人に譲ったり、放出したりしております。
そんなわけで、今回もこの子を放出。

調子はかなり良いですよ♪
**動画**

例えば、こういうのなら箱型(箱スト)

こういうのなら筒型(筒スト)

と、それぞれ見た目からの相性があるのですが、
いざ思うと先ほどのタイプのストーブの場合は、そのようなしっくりくる名称が思い当たらないのです。
一応人によっては、UFO型、とかお鍋型とか呼ばれる方々もおられますが、
私にはそのどれもがいまいちしっくりこない。
考えると、ケロシン(灯油)ストーブの歴史の中でも最も古いタイプに属するのにね。
といいますか…
もっとも古いがゆえに単に「ストーブ」と呼ばれていたので前述のような愛称がなかったと言えるかもしれませんね。
というのも、面白いことにこのタイプのストーブは日本以外の各国では
「プリムスストーブ」と呼ばれることが多く、
日本ではベテランの方々から「ラジュース」と呼ばれることが多いのです。
というのも、当時この手のストーブを開発製造していた会社がプリムスであったため、
会社名がそのまま製品の代名詞となり、その後類似の製品が出てきても、
ひとくくりに同じその名称を使用されていたからなのですよ。
まあ、わかりやすく言うと、世界中で有名なスーパーカブというこのバイク。

これは本来ホンダの製品名なのに、似た形のバイクがすべてカブと呼ばれ、
「ヤマハのカブ」とか「スズキのカブ」とかいう呼ばれ方が通用するのと同じですね。
ではなぜ日本だけ「プリムス」ではなく「ラジュース」なのか?
それはほぼ世界を席巻していたプリムス社が、唯一取りこぼしていたのがアジア地域だったため、
プリムス社より独立したばかりの新興会社のRADIUS(ラディウス)社はそこに商機を見出したのです。
(この辺の話はこちらをどうぞ。)
案の定品質に優れたその製品は人気を博し、
以降日本ではこの手のタイプを「RADIUS=ラジュース」と呼ばれることとなったわけなのです。
さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、
この手のタイプは当初のデザインが完成され過ぎていたためか、
その後のモデルも皆似たようなデザインで、ぱっと見では何が何だかよく分かりません。
それでも各社はその差別化を何とか図ろうと、あれこれ頑張り、
英国のモデルのようにヘッドにメンテナンスホールを持つものや、
ゴトクなどをアルミで軽量化しするなどパーツ改良をするところも出てきました。

アルミ製ゴトクのヴェリタス

ヘッドに穴を持つバーモス
ですがやはり全体的なイメージはそう変わったものは出てきません。
それでも中には、ぱっと見でそれとわかるデザインのやつがあるもので…

それがこのオプティマス(OPUTIMUS)00
なんか、ぱっと見でほかのとイメージが違いません?
他のに比べて、なんというか、緊張感がなくほのぼのしている。
その理由はこのタンク形状。

なんかすごく丸い!
そう、他社の製品はとんどタンクの円周部のエッジが立っているのに対し、
この00は、つるん♪ぬるん♪と曲面のみでできてる。
だから、なんというか、ついつい和んでしまう。
おまけに、そのサイズの小ささも相まって、実際目にして手に取ると、
「お~、なんと可愛いタンク!」
と、いわゆる「萌え」の状態に入ってしまうのです。
(=^^=)ゞ
実はこのオプティマス社も、プリムス社にひけを取らない老舗中の老舗。
で、このモデルも1920年代から1996年まで製造販売され続けた超ロングセラー。
にもかかわらず、その間ほとんどデザインの変更がなかったところを見ると、
やはり、かなり多くの方々が、この「丸み」に「萌えた」のでしょうね♪

軍用モデルもあるのですが、ストーブ本体のデザインはやっぱりあのまま。
そんなわけで、実は私が一番好きなブランドはRADIUS社なのですが、
ことこの手のタイプでいうならば、
このオプティマス00が私の一番好きなモデルなのであります。
だから、見つければつい手に入れてしまうし、
そして、つい直してしまう。
だからその都度、友人に譲ったり、放出したりしております。
そんなわけで、今回もこの子を放出。

調子はかなり良いですよ♪
**動画**
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