ホンモノの満足感 ~Enders 9061~
昔々、中高生の頃のおしゃれといえば近所にあったジーンズ屋さんでした。
そこには、当時まだしゃれっ気のなかった私をもして惹きつけるとあるコーナーがあったのです。
それがいわゆる「米軍放出品コーナー」。
いまでこそそれらを専門に扱う、いわゆるアーミーショップはいろいろとあるのですが、
当時はまだそんなお店はなく、むろん目にするのも手にするのも初めてのものばかり!
それでも直感的に分かったカコ良さ。
そしてそのどれもが本物でありそれまで目にしたことある「まがいもの」とは全く違う存在感を持っていたのです。
それはもちろんデザイン面だけでなく、機能面(素材なども)でもよりよくできていたから、
「やはりホンモノは違うんだ…」と小さいながらも非常に納得。
おまけに、思っていたよりも全然高くない!
むしろ結構安くてお買い得!
こうなるとハマらないわけがなくて、ちょくちょく覗きに行っては何か良いで物はないかと…
無論こういうものは基本的に中古品や古着ばかりだから、
同じ価格でもコンディションは千差万別。
だから、そこからより良いものを見つけること、まさに掘り出し物を見つけることもすごく楽しかったのです。
とはいえ、キレイで新品に近いものほど良いのかというとそういうわけではなく、
例えばバッグやケースなどは、所属部隊の番号や、認識標などが付いている方が、
いかにも「戦場で活躍していました」という雰囲気でプレミア感が増したりもしたのです。
この感覚は今でもずっと私の中であるものだから、
軍モノに限らず、あらゆるものについても同様な目で見てしまうから、
いわゆる「レプリカ」については、
たとえそれがどんなによく出来ていて、美しくともあまり心はそそられない。
で、反対に、たとえ少々みすぼらしくとも、汚れてくたびれていたとしても、
それがホンモノであれば心が惹かれてしまうのです。
そういうホンモノは、たとえ実用に向かなくとも、
手にしていると、身に着けていると、使用していると、
他では得られない満足感を得ることができるような気がするのです。
例えば先日仕上げたこのストーブ

旧ドイツ軍のエンダース9061
ストーブ本体とケース内部はきれいに磨きましたが、
外観はこのような感じ。

各部に錆が浮き、部分的には小さい穴も開いている。
そして所属を示すペイントが。
でも、前述のような理由から、それらがあってこそのコイツだと思うので。
私はこれにて作業完了にいたしました。
さて、このあろ奇麗にするかどうかは次のオーナーさん次第ですね♪
**動画**
と、ここまで書いておきながら…
先ほど出品準備をしていて、ふとこいつの製造年を見てみたら、
え?1963年?!
わしの生まれ年や~ん!
というわけで、手放しがたくなってしまったので、
59年製、62年製、64年製のいずれかを放出することにしました。
こいつに限らず、カブにハンターカブ、そしてスポーツカブ。
これらみな63年製のわたしん宝物。
どうもね~、生まれ年のものには思入れが入ってしまうからいかんのですよ。
(=^^=)ゞ
そこには、当時まだしゃれっ気のなかった私をもして惹きつけるとあるコーナーがあったのです。
それがいわゆる「米軍放出品コーナー」。
いまでこそそれらを専門に扱う、いわゆるアーミーショップはいろいろとあるのですが、
当時はまだそんなお店はなく、むろん目にするのも手にするのも初めてのものばかり!
それでも直感的に分かったカコ良さ。
そしてそのどれもが本物でありそれまで目にしたことある「まがいもの」とは全く違う存在感を持っていたのです。
それはもちろんデザイン面だけでなく、機能面(素材なども)でもよりよくできていたから、
「やはりホンモノは違うんだ…」と小さいながらも非常に納得。
おまけに、思っていたよりも全然高くない!
むしろ結構安くてお買い得!
こうなるとハマらないわけがなくて、ちょくちょく覗きに行っては何か良いで物はないかと…
無論こういうものは基本的に中古品や古着ばかりだから、
同じ価格でもコンディションは千差万別。
だから、そこからより良いものを見つけること、まさに掘り出し物を見つけることもすごく楽しかったのです。
とはいえ、キレイで新品に近いものほど良いのかというとそういうわけではなく、
例えばバッグやケースなどは、所属部隊の番号や、認識標などが付いている方が、
いかにも「戦場で活躍していました」という雰囲気でプレミア感が増したりもしたのです。
この感覚は今でもずっと私の中であるものだから、
軍モノに限らず、あらゆるものについても同様な目で見てしまうから、
いわゆる「レプリカ」については、
たとえそれがどんなによく出来ていて、美しくともあまり心はそそられない。
で、反対に、たとえ少々みすぼらしくとも、汚れてくたびれていたとしても、
それがホンモノであれば心が惹かれてしまうのです。
そういうホンモノは、たとえ実用に向かなくとも、
手にしていると、身に着けていると、使用していると、
他では得られない満足感を得ることができるような気がするのです。
例えば先日仕上げたこのストーブ

旧ドイツ軍のエンダース9061
ストーブ本体とケース内部はきれいに磨きましたが、
外観はこのような感じ。

各部に錆が浮き、部分的には小さい穴も開いている。
そして所属を示すペイントが。
でも、前述のような理由から、それらがあってこそのコイツだと思うので。
私はこれにて作業完了にいたしました。
さて、このあろ奇麗にするかどうかは次のオーナーさん次第ですね♪
**動画**
と、ここまで書いておきながら…
先ほど出品準備をしていて、ふとこいつの製造年を見てみたら、
え?1963年?!
わしの生まれ年や~ん!
というわけで、手放しがたくなってしまったので、
59年製、62年製、64年製のいずれかを放出することにしました。
こいつに限らず、カブにハンターカブ、そしてスポーツカブ。
これらみな63年製のわたしん宝物。
どうもね~、生まれ年のものには思入れが入ってしまうからいかんのですよ。
(=^^=)ゞ
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