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ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2020-08

へちまのこと

早いものでへちまが逝ってしまってからもうすぐで一月。
今でも台所に立つと、足元であの子が寝ているような気がして、
つい足元を探ってから動き出してしまっております。

さて、そんなへちまが我が家に来たのは、二年前のある夏の日
いきなり元気な小さい子がやってきたな、
おや?歯も全部しっかりあるから意外に若いのかな?
と思ったものの、獣医さんで診てもらったところ、おそらくは12~3歳くらいのりっぱなシニアさん。
そういうわけで、こりゃ誰にももらってもらえないだろうということで、
即我が家の一員として迎えることに。

ちょうどぷーが逝ってしまった直後だったので寂しさをずいぶん紛らせてくれました。

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小さくかわいらしいその姿と、何とも言えない被毛の色目が、
私には「本わらび餅」を連想させたので、最初についた名前は「ワラビちゃん」

ですが、その後あまりに渋すぎるとのことでこの名前は却下され、
ならばと、夏の日に来た小さい子なので「小夏のなっちゃん」と呼ぶことに。

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ですがですが、実はこの子どうも当初は猫をかぶっていたようで、
日を追うごとに家の中での態度が大きくなりはじめ、他の先住犬たちに対してやたら威張るしイケズする!
そして少しでも反撃されようものなら、大げさな鳴き声でアピールするという感じ。
ですので、その都度私は、
「こら!このアホ!バカ!ヘチマ!」
としかっているうちに、
「あんまり悪いともう名前をヘチマにするぞ!」
と、口にしたものの、その後も一向に態度を改めないので、
晴れて(?)へちまという名前になったのです。

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こんな感じで登場以来イケイケのへっちゃんなのでありましたが、
やはりそこはシニアさん、目に見えない体の中にはいろいろな病気を抱えていたようで、
まず最初にわかったのが「子宮蓄膿症」

年齢と病状を鑑みて手術に踏み切ったのがその年の暮れ。

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「あれはつらかったヘチな…」

ですが、幸い手術はうまくゆき、その後の回復も早かったので、
年明けには…

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「さあ、散歩に行くヘチな!」
「はいだポコ。」


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「おかぁさぁ~ん!」
「一人でしゃんと歩くヘチな!」


と、のちに老夫婦と呼ばれるポコとのコンビで元気にお散歩にも出てました。

ですがその春から、「重度の胃腸炎」「唾液腺嚢腫」とまたもや調子を崩し、
極めつけは、夏の夜の「心肺停止」
ですが、そのすべてを見事に乗り越え最初の一年目を超すことができました。

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「ヘチながらよく頑張ったものだヘチ…」


そしてその後も再発する病気と襲い掛かる発作とに悩まされながらも、
へちまはそれなりにご機嫌な毎日を過ごし、毎日の店番でも愛想よく看板犬を務め、
お客さんのいないときはこうしてお母さんの腕の中で気持ちよさげに寝ておりました。

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「お客さんが来ない方がいいヘチな。」

こんな感じでその後も相変わらずの病気と折り合いをつけながらも、
2年目の夏を迎えた頃、気づけば白内障が進み目が見えなくなってきてしまい、
また体力的にも歩くのがきつくなってきたので散歩に出ることはなく、
ほぼ一日中店と家の中で過ごすようになっておりました。
そういうわけで、24時間おむつ着用に。

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「パンツはレディーのたしなみだヘチ!」

またこのころから「腎不全」の症状も悪化しだしたので、以降毎日我が家で点滴をする生活となりました。


それでも調子のよいときは非常に元気で、時には他のわんこ達へのイケズや、
気に入らないお客さんを追い返したりと、驚くほど元気にこなしており、
あの子なりに、自由気まま、唯我独尊、やりたい放題背過ごしておりました。

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「何か問題でもあるヘチ?」

またこの時まではまだ食欲も旺盛で、
特に店番に来たらまず与えていたウエルカムおやつの牛肉がたいそうお気に入りで、
それゆえ、以降私はせっせとスーパーの精肉コーナーに顔を出すようになるのほどでしたが、
3年目の冬を越えたあたりからガクっと食欲を落とし、元気もなくし始めました。
腎不全がいよいよ悪化しそれによる貧血とのこと。
またそれと前後して、心臓の方の状態も悪くなり、頻繁に発作による痙攣に襲われることとなりました。
そしてとうとう二度目の心肺停止!

しかし、この時も寸前で踏ん張ってこちら側に戻ってきてくれ、
私たちはもちろんのこと、病院の先生方も驚かすほどの生命力を見せてくれたのです。

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「フフフ… ヘちを侮ってはいかんヘチな。」

ですので、そんなへちまを見た私は感心してしまい
思わず「へちまソング」という歌を作ってしまったりもしたのです。



ですが、さすがに体力も落ち、併せて食欲もガクっと落ちてしまい、
今までモリモリ食べていたフードや、好きだったおやつやお肉にもには全く見向きもしなくなりました。
ですがそんな中、私が作るプリンだけは美味しそうに食べてくれたので、
この時期私はせっせとプリン作りに励むのでした。

そんなこんなでその後ほぼ1か月の間はプリンと流動食のみでなんとか頑張りつつ、
だましだましではありますが、それなりに平穏に暮らしておりました。
ですが世の中が新型コロナでざわつき始めた2月下旬、
今度はミニーの病状が急変し我が家はいよいよ騒然となってまいりました。

そしてついに最後の日がやってきたのです。

いつものように、深夜ミニーとポコ、そしてへちまと3頭の世話を順番にし終え、やれやれと
やれやれ、どっこいしょ…と、寝床に潜り込むと。

「きゃん!」

とへちまが一鳴き。
ちょうどこの日から、1時間おきくらいにこの声を上げ、
そしてその都度抱きかかえ声をかけると落ち着いて眠るという感じだったので、
「ああ、この声は甘えてわたしたちを呼んでいるのだな。」とそう考えていた私は、
この時も、「よしよし…」そう声をかけながら体をそっとポンポンとなでるように叩いたのです。
すると案の定すぐにおとなしくなり静かに寝入りました。(ように見えました。)
この時午前4時。

その後ふと目を覚ますと午前6時。
何か気になっったのでへちまの様子を見てみると、全く動かないし息をしている様子もない。
そして体に触れると、まだ暖かいものの既に固くなってきている。

そこで初めて、「そうか、さっきのあの声が最後の挨拶だったのか。」と気が付きました。
そして最後はそう苦しむことがなくてよかったとも…

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こうしてあの子のことを思い返して書いてみると、
なんだかほとんど病気の話ばっかりで、かわいそうだと思われるかもしれませんが、
確かに病気に耐えて頑張っていたりはしましたが、
そのほとんどは、楽しく愉快に暮らしてくれておりましたので、
私たちも、同様に楽しく、明るく、愉快に、そして幸せな時を過ごすことができました。

毎回思うのですが、どの子もどの子も、それぞれが唯一無二の存在で、
魅力的で個性的なキャラクターを持っております。
ですが、このヘっちゃんについては、それが飛びぬけてユニークで、
「こんな子は今まで見たこともないし、これからも会えるかどうか…」
そう思えるほど。

それだけに、へちまと過ごせた2年半の時間は、私たちにとってはかけがえのない大切な時間で、
その実際の時間以上に長く長く感じるのです。

だからでしょうか。
へちまが旅立って以降しばらくの間、
私はほかのこの名前を「へちま」と呼び間違えて行っていることが度々あったようで、
その都度家族に指摘されたりしておりました。

ほんと、いい子だったな。


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「へちはずっとイイコだったヘチな!」


またいつか会える日までね~!

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「バイバイヘチな♪」
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