FC2ブログ

ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2020-08

コールマン 502のレストア

今回は、久々にコールマン502(1967年製)をいじりました。
IMG_9235.jpg
太くて寸詰まりのタンクがかわいいやつ。

見た感じ状態は悪くなさそうですが、
フィラーキャップ付近で漏れ火を起こしたのか、
そこの塗料が溶け、キャップを固着させております。

取りあえずは分解。
IMG_9255.jpg


幸い鉄製部品の状態は良かったので、磨くだけで輝きを取り戻しました。
IMG_9258a.jpg
①バーナー ②チャンバー ③バーナーボウル ④固定金具 ⑤ゴトク

分解は基本的にビスのみで固定されているので簡単ですが、
③を外す際は、①と②がねじ込み式になっているため、
まずそれを緩め、それらを取り除いたのちでてくる3本のビスを外します。

①を構成する、バーナープレート(薄平ら&波状リング)は炎の状態の決め手でもあるので、
うっすらとでもついている錆びは徹底的に落とします。
またその際、力を入れ過ぎ歪めたりしないようご注意。
(できれば順番も元のままになるように組みましょう。)
チャンバー(左中)は見た目がきれいでも漏れのチェックは確実に。

続いて真鍮製パーツたち。
IMG_9274a.jpg
①火力調整バルブ ②ジェネレター  ③バルブ&ライジングチューブ
④スピンドル ⑤フィラーキャップ(内) ⑥フィラーキャップ(外)

ここの分解ポイントとしては、タンクと③の分離ですが、
この部分はかなりしっかりと接着剤で塗り固められておりますので、
力任せにせず、まず小型トーチなどで接着剤を焼き切り、
そののち③をバイスで固定し、タンク側をもって、一気に回すろスムーズに外れます。
②のジェネレター内部のバネ状の部品は、煤汚れがひどいと抜き取りにてこずります。
そういう場合は、はりがねを同様に螺旋にねじり、
回転させつつねじこんだのち慎重に引き抜くと楽です。
また⑤⑥はマイナスネジで固定されていますので、
一旦タンクに閉めこんだのちドライバーで回すと緩みやすくなります。

今回は概ね状態は良かったのですが、④周辺に樹脂状の固着跡が。
ダイアルは綺麗だから、何かをうっかり接触させてしまったのか?

そういうわけで、薬剤に漬けたのちブラシなどで磨きます。
IMG_9287.jpg
うんいい感じ!

仮組みをし可動部がスムーズに動くことを確認♪

さすがにゴムパッキンは石化していたので、砕いて除去。
IMG_9281.jpg
千枚通しなどで亀裂を入れたのち、マイナスの精密ドライバーなどで、慎重にこそぎ落とします。
この部分辺に力を入れると歪むので慌てずに、焦らずに。
なお、石化が緩い場合はトーチでで炙ると、
パッキンが膨れて勝手に出てくれるので、その方が楽です。

さて、前述の固着していたフィラー部ですが、内部がちと気になってました。
ですが、案外綺麗で、目立った錆びはフィラー口の内側が主。
IMG_9278.jpg
こんな感じ。

ブラシで固着物を除去したのち、内側の錆をやすりで削り取ります。

そののち内部を洗浄し、錆び取剤と保護材でコーティング。
IMG_9289.jpg
そして乾燥。

タンク内部の乾燥は、この様に傾斜をつけて、低い方にきれいな布きれを突っ込んでおくと、
早く綺麗に乾燥します。

ポンプ部は綺麗でしたが、カップにコシが無くなっていたので新品と交換。
IMG_9291.jpg
カップ固定金具はねじ式ですが、
ロッド部にレンチをかける部分(矢印)があるのでそう苦労しません。

そんなわけで、すべての部品がきれいになったら組み上げです。

まずはバルブをタンクにねじ込むのですが、
IMG_9311.jpg
その前にスピンドルにグラファイトシートを補充します。
組み上げ後もできますが、ほかの部品がごちゃごちゃしてめんどくさいです。
なお、事前にスピンドルに巻き付け巻き癖を付けて置いたシートを、
いくつか作っておくと作業が楽です。

そののちバルブをタンクにねじ込み、チャンバーやボウルを固定していくわけですが、
この際バルブは正規の位置までねじ込まず、少し手前で止めて置くように。

IMG_9315.jpg
つまりこのような感じ。


というのも、チャンバーなどの位置が固定されるので、
バルブはそれに位置合わせせなばならないから、
ゆるみが出ないように、閉めこんで位置を調整するようにするのです。
IMG_9317a.jpg
つまり、こういう感じ。

本来は接合部は接着剤で固めますが、
のちのメンテを考えて、私はいつもシールテープを巻いております。

その後、チャンバーにバーナー部をねじ込み固定。
IMG_9318.jpg
この辺りは力任せに締めこまないで、ほどほどで。
また各ネジ部にグリスを塗っておくと後後楽ちん。

最後にジェネレターを取り付ければ一応完成。
IMG_9320.jpg
組み付け前に、各部(ニップル、ジャムナット)をしっかり閉めこんでることを確認しましょう。
組みこんでからだと閉めこむことができません。


後はポンピングしてみて、漏れも詰りも内容ならばテスト燃焼!

まずは強火。
IMG_9332.jpg

そしてとろ火。
IMG_9337.jpg

この502はこの安定したとろ火が可能なので、
お米を焚いてご飯を作る我々大和民族には本当に重宝なのです!

今回の個体は予想以上に程度が良かったので、
燃焼がびっくりするくらいスムーズ!

この辺をぜひ動画でご覧ください。



そういうわけで、

IMG_9345.jpg
ヤッタ~!!完成だ!


これから大切に使ってもらえよ!ヽ(^∀^)ノ
スポンサーサイト



コメント

502使いやすいですよね.とろ火も出来るし,ごとくも大きいのでたいていの物は載せられますから.使い倒していましたが,調子悪くなることもなく.未だに一度も分解整備したことないですな~~とりあえず燃焼OKなので,参考になりました.

Re: タイトルなし

こんにちは!
そうそう、コールマンのいいところは、この実用性!
合理的の権化ですよね。

末永くご愛用ください!
ヽ(^∀^)ノ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hisuaki.blog31.fc2.com/tb.php/3783-88d1a186
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

 

プロフィール

ひす

Author:ひす
ようこそ!
私のプライバシーを覗いておくれ!
(/ω\)

「ひす画像BBS」ができました。
放出品やイベントのお知らせなどを掲載予定す。
また、各種ご連絡・ご相談もこちらまでお気軽に♪

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

 

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する