英軍 №2 MkⅠ(マーク1) ローラーバーナー レストア ~後編~
さて、前回バーナー本体のレストアを終えたので、
後はケースに収納すれば作業はそれで完了!
ですが、ケースもバーナーに負けず劣らず、錆と油汚れでめんどくさい状態!

しかも欠品大サービス中!
まあ、そこらへんは手持ちのジャンクから探し出すとして、
まずはどのケースを使用するか。
できるだけ状態の良いものを使おうと思ったときに気が付いた!
ローラータイプとサイレントタイプはケース形状が違うんだった!
バーナーの造りが違うため、ケースに収納する予備パーツなどの付属品が違うのと、
操作の違いでケース形状も違うのです。
で、見てみるとローラータイプのケースはどうもこれ。

蜘蛛の巣がしっかりありますが、程度はまあまあ中の下。
いや、下の上かな?
欠品の工具や付属パーツはイラストの様に設置されております。
ちなみにこちらはサイレントタイプのもの。

サイレントタイプはクリーニングニードル内臓なのと、
コントロールハンドルがレンチを兼ねているので、ここに付くパーツは二点のみ。
ちなみにケース底の形状も微妙に異なります。
こちらが今回のローラータイプ。

コントロールの部の部分だけが凸になっています。
一方サイレントでは、

燃料チューブの形状に沿って長く凸になっております。
ですので、脚を使わない場合ローラータイプの方が安定は良いです。
さて、では作業開始。
広げた新聞紙の上に置き、ブラシ、スチールウール、ぞうきんの順に磨いていきます。

この手のストーブの場合、私はいつも、
傷、錆、汚れ凹みなどもそのキャリアを示すもの。
だから、必要以上にきれいにしない!
という名目で、ついつい作業の手を抜いてしまうのです…
(=^^=)ゞ
そういうわけで、ガチャガチャいじっても周囲に汚れが飛ばない程度にきれい(?)にしたら、
稼働部に、グリスなどを給油してスムースに動くようにしておきます。
ここまで来たら、あとはバーナーを固定して…
と、この時何気にタンクにのヒートガードの裏を見てびっくり!

けっこう厚手の石綿が張り付けてある!
そういや、この有害性が叫ばれ出したのは昭和の終わりごろから。
だから、こういう古いモデルには使用されていて当たり前なんだけど、
とはいえ最近見慣れないから、ちょっと驚いてしまいました。
(飛散しさなそうなので、アルミシールでカバーしたうえで装着しました。)
ちなみに、ケースに貼ってるラベルによると、
この個体は1974年製造で造った会社は、
WESTINGHOUSE BRAKE AND SIGNAL CO LTD。
どうも鉄道のブレーキや信号などを作っていた会社だそうでが、
こういうストーブも作ってたなんて守備範囲広いな~。
てなわけで、

完成!
というわけで、最後の仕上げは燃焼テスト!
さあどうだ???

よっしゃぁ~!ヽ(^∀^)ノ
よしよし、勢いよく燃えている♪
というか…
ほんと、勢い良すぎて、これこそまさにローラー!
この雰囲気を動画でどうぞ。
ちなみに、暗闇だとこの炎、

まるで翼を広げたドラゴンのようではありませんか?
だとしたら、この燃焼音は龍の咆哮!
うん、かなり気に入った!
今後直ちょくちょく出動させよう!
*サイレント編に続く*
後はケースに収納すれば作業はそれで完了!
ですが、ケースもバーナーに負けず劣らず、錆と油汚れでめんどくさい状態!

しかも欠品大サービス中!
まあ、そこらへんは手持ちのジャンクから探し出すとして、
まずはどのケースを使用するか。
できるだけ状態の良いものを使おうと思ったときに気が付いた!
ローラータイプとサイレントタイプはケース形状が違うんだった!
バーナーの造りが違うため、ケースに収納する予備パーツなどの付属品が違うのと、
操作の違いでケース形状も違うのです。
で、見てみるとローラータイプのケースはどうもこれ。

蜘蛛の巣がしっかりありますが、程度はまあまあ中の下。
いや、下の上かな?
欠品の工具や付属パーツはイラストの様に設置されております。
ちなみにこちらはサイレントタイプのもの。

サイレントタイプはクリーニングニードル内臓なのと、
コントロールハンドルがレンチを兼ねているので、ここに付くパーツは二点のみ。
ちなみにケース底の形状も微妙に異なります。
こちらが今回のローラータイプ。

コントロールの部の部分だけが凸になっています。
一方サイレントでは、

燃料チューブの形状に沿って長く凸になっております。
ですので、脚を使わない場合ローラータイプの方が安定は良いです。
さて、では作業開始。
広げた新聞紙の上に置き、ブラシ、スチールウール、ぞうきんの順に磨いていきます。

この手のストーブの場合、私はいつも、
傷、錆、汚れ凹みなどもそのキャリアを示すもの。
だから、必要以上にきれいにしない!
という名目で、ついつい作業の手を抜いてしまうのです…
(=^^=)ゞ
そういうわけで、ガチャガチャいじっても周囲に汚れが飛ばない程度にきれい(?)にしたら、
稼働部に、グリスなどを給油してスムースに動くようにしておきます。
ここまで来たら、あとはバーナーを固定して…
と、この時何気にタンクにのヒートガードの裏を見てびっくり!

けっこう厚手の石綿が張り付けてある!
そういや、この有害性が叫ばれ出したのは昭和の終わりごろから。
だから、こういう古いモデルには使用されていて当たり前なんだけど、
とはいえ最近見慣れないから、ちょっと驚いてしまいました。
(飛散しさなそうなので、アルミシールでカバーしたうえで装着しました。)
ちなみに、ケースに貼ってるラベルによると、
この個体は1974年製造で造った会社は、
WESTINGHOUSE BRAKE AND SIGNAL CO LTD。
どうも鉄道のブレーキや信号などを作っていた会社だそうでが、
こういうストーブも作ってたなんて守備範囲広いな~。
てなわけで、

完成!
というわけで、最後の仕上げは燃焼テスト!
さあどうだ???

よっしゃぁ~!ヽ(^∀^)ノ
よしよし、勢いよく燃えている♪
というか…
ほんと、勢い良すぎて、これこそまさにローラー!
この雰囲気を動画でどうぞ。
ちなみに、暗闇だとこの炎、

まるで翼を広げたドラゴンのようではありませんか?
だとしたら、この燃焼音は龍の咆哮!
うん、かなり気に入った!
今後直ちょくちょく出動させよう!
*サイレント編に続く*
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