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2017-06

PRIMUS №71 E (プリムス71) クッカーセット

№71というストーブは、プリムス社の中でもかなりの人気モデルであり、
初期の頃から、オプティマス社に吸収される最後期まで長く作り続けられました。
それゆえに、年代とともに新たなバリエーションや、モデルチェンジもあったため、
同じモデル名でありながら、「え?これも71?!」と驚かされるほどに
非常にバリエーションが多くなっております。

当然私の手元にも、いくつかの71がありますが、
今回はその中からちょっと変わったこちらをご紹介。

IMG_5897.jpg

PRIMUS №71 E…/12 complete

生産時期が戦前の1931~39年の頃なので、時期でいうとかなりの初期モデルになります。
そういや、チェーンもほとんど見かけない凝った作りのものだし、
コントロールキーも、類を見ないほど細い!
(つまりスピンドルも細い!)
IMG_5852.jpg

なにより、初期モデルならではの凝った刻印も美しく嬉しい♪
IMG_5845.jpg

「1」はいったい何を意味するのだろう?
どうも年代ではないようだからロットを示すのか??

ですので、本体にはクリーニングニードルはもちろん安全弁もありません。
ですが、代わりにプリムス社の古い時代の製品には、
安全弁に変わる安全装置が付いております。
それがこのはんだ付けされた真鍮棒。
IMG_5812_201605251304133c7.jpg
(ちなみにこれが来た時の状態。)

これは同じく半田でタンクの凹部分と連結されているようなので、
恐らく異常加圧時はこの部分のハンダが外れ圧を逃がすのかなと考えております。

またこの当時から、タンクの背が高低2タイプ作られており、
今回の小モデルは低いタイプに当たります。

だからかフィラー部もすごく小さく給油しづらい。

で、この低さには理由がありまして…


それがこれ!

IMG_5895.jpg
このモデルの最大の特徴である、クッカーセットを兼用するケース。
アルミ製のこのケースは中を開けると二重構造になっており、
外側はパンとコッフェルに使用できます。

また内側は更にゴトクを収納する二重構造になっており、
これを組み合わせることでと風防を兼ねた、調理台に変身します。
IMG_5917.jpg
これは、SVEA123RADIUS42等に比べ、かなり安定しているので、
いわゆる本当の「調理台」として使用できます。

だからでしょうか、当時はかなりの人気があったようです。
ですが、これだけのセットですから、サイズ的にはやはりある程度の大きさになってしまうので、
前述のタンクの低さは、もしかしたら少しでもにコンパクトにおさめたくてそうなったのかなとか思ってしまいます。
実際収納時は、バーナーのチューリップは分解しないと収納できません。
(のちに、タンクの背が高く、また分解せずに収納できる背の高いケースのタイプも作られました。)

そういうわけで、実はこのセットもうちに来たときはチューリップ紛失で欠品状態でした。
IMG_5902.jpg
ですので、ただいまRADIUSU42のチューリップを借用し、
(SVEA123ではサイズが合わない!)
フレアスプレッダには最近お気に入りの犬の足跡マークのサイレントを使用しております。

さて、こんな小さな可愛らしいストーブですが、
その見た目で侮ってはいけません!

IMG_5865.jpg
どうですこの火力!


最初の試験燃焼で、ちょっとビビってしまうほどでした。
(全体に小ぶりなんで熱の回りが早いから?)

単体でもこのパワーですから、風に強く熱効率のよい風防をセットするとさらにパワーアップ!

そういう意味で本当に屋外の調理に向いておりますね。

IMG_5914.jpg
うん、美味しい♪


そういうわけで、これもお気に入りの仲間入り。
小ぶりでパワーがあるから、バイクツーリングのお供にちょうど良いかな?

そうそう…

ツーリングといえばこの№71には、
まさにその名のついた「TOURIST(ツーリスト)」というセットもある感じ。
01_201605231818589aa.jpg
これも近いうちにご紹介いたします。



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コメント

この形状

ああ,ついに出ましたね.プリムス70系様のケース付きのタイプ.タンクが輻射熱で爆発する様な気がして仕えません.確かにバルブの代わりにハンダ漬けあるのですがね~もしハンダ部分とれたら冷やして再度ハンダ漬けするのですか

Re: この形状

こんにちは。
確かにこの手はタンクがすぐに熱くなりますね。
だから、ハンドルはもちろん、フィラーキャップも気を付けないとアチチ!
でもその分小型ながら火力が強いので、
山行での簡単な温め物には非常に重宝されたと思います。
だから私の様に、コーヒー沸かしがメインなら非常に使い勝手がいいのですよ。

で、ハンダですが、私はまだ溶けたものは見たことはありません。
その場合はやはり、まず膨らんだタンクを元に戻してからのハンダ付けでしょうから、
実際は、タンクそのものを分解せねばならず、非常にめんどくさそうですね。

タンク分解

こんにちは、膨らんだタンク戻す方法あるのですね、多分そこ面が凸状になるので戻すのですよね。タンクの分解とはどういうことなのでしょうか?質問ばかりですいません。

Re: タンク分解

タンク底面と側面ははんだ付け(ロウ付け)されているので、
その部分を加熱し分解するのですよ。
ちょうど↓のポンプ部の分解の要領です。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-3301.html
で、そののち、底面をたたいて元通り凹ませて、再度はんだ付け。
それで一応元通りになりますね。

ケロシンで

こんにちは,古い記事にコメントすいません.この機体は基本はスベアと同じですよね.そうなると,ひすさんの改造123と同じようにヘッドを蓄熱仕様にしないとケロでの燃焼は難しいと思うのですが,こいつをケロで燃焼使用される方がいました.記事の中にあるように熱の周りが早い事,風防の中にあるので加熱状態が続くのでケロでの使用がかのうなのかなと思いまして.

Re: ケロシンで

こんにちは。
へ~、71をケロ化ですか?!
それはすごい!
加圧は自然加圧なんでしょうか?
だとしたら、やっぱプレヒートがキモでしょうね。
どうやってるのか気になりますね。

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