Meva 2140 縦スピンドル
この機種は以前ご紹介しましたが、あの時のものはSVEA123のような横スピンドルのものでした。
今回、縦スピンドルが入荷しレストアを済ませたので、それを簡単にご紹介。
そういうわけでやってきたのがこちらのMEAVA。

1960年1月製造なんで56年前のものですから、それなりにやれておりますが、
固着もなく復活は難しくなさそうです。
レバーに差し込むハンドルが欠品ですが、ここは何とか自作するとして、
それよりも、紛失されがちなフレアリングが付いてくれているのが嬉しい!
このアングルが分かりやすいかな?

ニップルの真下にスピンドルが縦向きにねじ込まれております。
またスピンドルは中空で、先端のテーパー部には穴が開いており、
ガスはその穴を通じスピンドル内部に入り込みニップルから出てきます。
(画像があればわかりやすいのですが、うっかり撮影し忘れてました。)
下は分解した状態。

パッキンはグラファイトではなく、石綿を黒鉛で煮しめたもののようで、
それをワッシャーを介しスタフィングボックスで圧着させる仕組みです。
幸いどの部品も汚れ以上のダメージはなく、
清掃し素直に組めば大丈夫そう♪
というわけで…

作業完了!
ウイックはアルコールランプの芯のような感じ。
ダメージもなくきれいだったのでそのまま再使用することに。
先ほどのスピンドルのパッキンにはグラファイトシートを補充しておきました。
で、タンクもきれいに掃除してから磨き上げ、
欠品だったハンドルはプレスのスパナを加工して作成。
(ニップル用の穴をあけるのがいつもながらめんどくさい。)

というわけで、完成!
では早速燃焼テスト。

よしいい感じ!
ヽ(^∀^)ノ
動画はこちら。
でもスピンドルにパッキン足したため操作感がかたく、
本体を片手で固定しないとレバー操作の時ストーブが動いてしまう。
かといって、ここを緩めすぎると圧漏れが起きてしまう…
ここは縦スピンドルの弱点かもしれないな。
とはいえ、この操作感は非常に新鮮で楽しい!
未体験の方はぜひ一度味わっていただきたい面白いストーブです。

小さいくせに意外と火力が強く、
強風下の河原でも難なくお湯を沸かせました。

今回、縦スピンドルが入荷しレストアを済ませたので、それを簡単にご紹介。
そういうわけでやってきたのがこちらのMEAVA。

1960年1月製造なんで56年前のものですから、それなりにやれておりますが、
固着もなく復活は難しくなさそうです。
レバーに差し込むハンドルが欠品ですが、ここは何とか自作するとして、
それよりも、紛失されがちなフレアリングが付いてくれているのが嬉しい!
このアングルが分かりやすいかな?

ニップルの真下にスピンドルが縦向きにねじ込まれております。
またスピンドルは中空で、先端のテーパー部には穴が開いており、
ガスはその穴を通じスピンドル内部に入り込みニップルから出てきます。
(画像があればわかりやすいのですが、うっかり撮影し忘れてました。)
下は分解した状態。

パッキンはグラファイトではなく、石綿を黒鉛で煮しめたもののようで、
それをワッシャーを介しスタフィングボックスで圧着させる仕組みです。
幸いどの部品も汚れ以上のダメージはなく、
清掃し素直に組めば大丈夫そう♪
というわけで…

作業完了!
ウイックはアルコールランプの芯のような感じ。
ダメージもなくきれいだったのでそのまま再使用することに。
先ほどのスピンドルのパッキンにはグラファイトシートを補充しておきました。
で、タンクもきれいに掃除してから磨き上げ、
欠品だったハンドルはプレスのスパナを加工して作成。
(ニップル用の穴をあけるのがいつもながらめんどくさい。)

というわけで、完成!
では早速燃焼テスト。

よしいい感じ!
ヽ(^∀^)ノ
動画はこちら。
でもスピンドルにパッキン足したため操作感がかたく、
本体を片手で固定しないとレバー操作の時ストーブが動いてしまう。
かといって、ここを緩めすぎると圧漏れが起きてしまう…
ここは縦スピンドルの弱点かもしれないな。
とはいえ、この操作感は非常に新鮮で楽しい!
未体験の方はぜひ一度味わっていただきたい面白いストーブです。

小さいくせに意外と火力が強く、
強風下の河原でも難なくお湯を沸かせました。

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コメント
ケースが
ケースがJuwelと同じような色と形ですね~チェコ製だから東ドイツの影響あるのでしょうね
Re: ケースが
こんにちは。
そうでしょ?
ぱっと見は瓜二つですよ。
だから時折間違えそうになります。
バーナーヘッドが独特で面白い炎を拭きますよ。
でもトッププレートはかしめてあるようでを外せなさそう。
どうにか方法あるのかな?
そうでしょ?
ぱっと見は瓜二つですよ。
だから時折間違えそうになります。
バーナーヘッドが独特で面白い炎を拭きますよ。
でもトッププレートはかしめてあるようでを外せなさそう。
どうにか方法あるのかな?
バーナーヘッド
トッププレートから譜出来る炎の形がGIの三分割と違いおもしろそうですね.フレアリングもあるから真っ直ぐ上向きに炎あがりそうですね.トッププレート外れるとこれにもサイレントキャップ乗りそうですか?
Re: バーナーヘッド
そうなんですよね、トッププレートの分割具合で炎の様子が変わるのも楽しいですよね。
まだ点火していないけれど、エンダースに似た「Volcano」など8分割なので、
炎の出方や燃焼音などどうなるものかと楽しみです。
このストーブは本体もJWELによく似ているので、
恐らくチューリップも流用できるんじゃないかな?
だったら、サイレントキャップも簡単に乗せれますね。
まだ点火していないけれど、エンダースに似た「Volcano」など8分割なので、
炎の出方や燃焼音などどうなるものかと楽しみです。
このストーブは本体もJWELによく似ているので、
恐らくチューリップも流用できるんじゃないかな?
だったら、サイレントキャップも簡単に乗せれますね。
火力調節ハンドル
こんにちは。
ニードルのレバーに、自作のスパナで延長していますが、取付方法(連結)が不思議です。
穴も無く、ガイドで引っかけているようにも見えないです。
動画の最後で火を消す時に、スパナが外れたようにも見えます。
ハンドパワーで付けていますか???
ニードルのレバーに、自作のスパナで延長していますが、取付方法(連結)が不思議です。
穴も無く、ガイドで引っかけているようにも見えないです。
動画の最後で火を消す時に、スパナが外れたようにも見えます。
ハンドパワーで付けていますか???
Re: 火力調節ハンドル
ここは本来、ハンドル先端を曲げて、レバーを巻き込むような造りになっております。
ですが今回は、同パイプを押しつぶしはんだ付け、そこにレバーを差し込めるようにしてみました。
適当に作ったんで、遊びが多く動画の最後の様に角度によっては抜けてしまいます。
ですので今は、詰め物をして幅を合わせております。
でも遊びがあって多少抜けやすい方が個人的には使い良いかな?
というのも、挿しっぱなしはすぐ熱くなるので、操作時だけ挿すようにしたいから。
ハンドパワーがあれば楽ちんですのにね~。
ですが今回は、同パイプを押しつぶしはんだ付け、そこにレバーを差し込めるようにしてみました。
適当に作ったんで、遊びが多く動画の最後の様に角度によっては抜けてしまいます。
ですので今は、詰め物をして幅を合わせております。
でも遊びがあって多少抜けやすい方が個人的には使い良いかな?
というのも、挿しっぱなしはすぐ熱くなるので、操作時だけ挿すようにしたいから。
ハンドパワーがあれば楽ちんですのにね~。
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