続・GIストーブ? ~SMP社製 「GS-18」ー~
私のブログの中でも何度か取り上げているジャンルで、
「軍用ストーブ」というものがあります。
文字通り、軍での使用を考えた専用モデルのことですが、
これには二タイプあり、
一つは、もともと市販されていたものを軍用に転用したもの。
(ヨーロッパで多い)
もう一つは、軍専用品として新たに開発されたもの。
(アメリカ・イギリスで多い)
どちらも一応「軍用」ですが、気持ち的には、やはり後者をそう呼びたいといつも思います。
というのも、そういうものは最も過酷な状況下での使用を想定されながらも、
携行性、メンテナンス性、経済性なども考慮しつつ開発されているので、
無駄な機能をそぎ落とし、道具としての完成度が、かなり高いのです。
そこがたまらなく魅力的なのですよね~。
無論こう思うのは私だけではなく、同じ趣味の人々皆そう感じるので、
試乗を見ると需要はかなりあるんですよ。
ですが、基本は軍用なので普通はなかなか市場には出回らない。
そうなると、さらに希少価値が付き、いよいよ需要は高まる。
さて、そこで今度は需要側でなく供給側に目を向けると、
軍用モデルといえども、多くの場合製造しているのは、委託を受けた民間の会社です。
ですので、そのような市場での需要に気が付くと、
いや、それ以前いに、いろいろなアイディアの詰め込まれた新製品を目にすると、
「これを一般に向けて販売したら結構売れるんじゃね?」
と、当然考えるわけでして、
その結果、軍用に多少の変更点を加え、民生用モデルとして製造販売することがあります。
その代表的なのが、以前ご紹介した、M-1941

これを転用した、コールマンポケットストーブ。

鉄素材中心の軍用と違い、ステンレスやメッキ部品が多用され、
また部品点数も増えメンテナンスもしやすい豪華な仕様となっております。
この場合、もともとが軍の依頼を受け開発したのがコールマン社だから、
「俺たちが苦労して生み出したんだから、当然こういうことしてもいいよね?」
との言い分も通りそうな気がします。
そしてその後のこのモデル、

M-1950 についても同様で、民生用の「GIストーブ」というものを開発販売しました。
(この際本来の使用であるコッフェル兼用のアルイミ製ケースを、
わざわざちゃちなプラスチック製にしたので、人気はいまいち。)
とまあ、ここまではよく知られた話で、
実際私の友人もこの民生用を使用しておりました。
ですが、つい先日ネット上でこののようなものを発見!

SMP社製 「GS-18」
実は前述のM-1950は、開発したのはコールマン社ですが、
製造自体は、他の数社も並行して請け負っており、
SMP社もその中の一つです。
で、SMP社もこのように民生版を作っていたのですね!
でも、これ、先ほどまでとはちょっと話が違う気がするのは私だけ?
なんかええとこどりみたいな気がしてならないのです。
なんというか…
他人のフンドシで相撲を取ってるような感じ?
しかも、本家のコールマンの民生品が鉄タンクなのに対して、
こちらは真鍮製で差をつけようとしている。
う~~~ん、いよいよなんだかな~。
「軍用ストーブ」というものがあります。
文字通り、軍での使用を考えた専用モデルのことですが、
これには二タイプあり、
一つは、もともと市販されていたものを軍用に転用したもの。
(ヨーロッパで多い)
もう一つは、軍専用品として新たに開発されたもの。
(アメリカ・イギリスで多い)
どちらも一応「軍用」ですが、気持ち的には、やはり後者をそう呼びたいといつも思います。
というのも、そういうものは最も過酷な状況下での使用を想定されながらも、
携行性、メンテナンス性、経済性なども考慮しつつ開発されているので、
無駄な機能をそぎ落とし、道具としての完成度が、かなり高いのです。
そこがたまらなく魅力的なのですよね~。
無論こう思うのは私だけではなく、同じ趣味の人々皆そう感じるので、
試乗を見ると需要はかなりあるんですよ。
ですが、基本は軍用なので普通はなかなか市場には出回らない。
そうなると、さらに希少価値が付き、いよいよ需要は高まる。
さて、そこで今度は需要側でなく供給側に目を向けると、
軍用モデルといえども、多くの場合製造しているのは、委託を受けた民間の会社です。
ですので、そのような市場での需要に気が付くと、
いや、それ以前いに、いろいろなアイディアの詰め込まれた新製品を目にすると、
「これを一般に向けて販売したら結構売れるんじゃね?」
と、当然考えるわけでして、
その結果、軍用に多少の変更点を加え、民生用モデルとして製造販売することがあります。
その代表的なのが、以前ご紹介した、M-1941

これを転用した、コールマンポケットストーブ。

鉄素材中心の軍用と違い、ステンレスやメッキ部品が多用され、
また部品点数も増えメンテナンスもしやすい豪華な仕様となっております。
この場合、もともとが軍の依頼を受け開発したのがコールマン社だから、
「俺たちが苦労して生み出したんだから、当然こういうことしてもいいよね?」
との言い分も通りそうな気がします。
そしてその後のこのモデル、

M-1950 についても同様で、民生用の「GIストーブ」というものを開発販売しました。
(この際本来の使用であるコッフェル兼用のアルイミ製ケースを、
わざわざちゃちなプラスチック製にしたので、人気はいまいち。)
とまあ、ここまではよく知られた話で、
実際私の友人もこの民生用を使用しておりました。
ですが、つい先日ネット上でこののようなものを発見!

SMP社製 「GS-18」
実は前述のM-1950は、開発したのはコールマン社ですが、
製造自体は、他の数社も並行して請け負っており、
SMP社もその中の一つです。
で、SMP社もこのように民生版を作っていたのですね!
でも、これ、先ほどまでとはちょっと話が違う気がするのは私だけ?
なんかええとこどりみたいな気がしてならないのです。
なんというか…
他人のフンドシで相撲を取ってるような感じ?
しかも、本家のコールマンの民生品が鉄タンクなのに対して、
こちらは真鍮製で差をつけようとしている。
う~~~ん、いよいよなんだかな~。
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コメント
Re: タイトルなし
あはははは!
なるほど~。
(((( ヽ^_^)/□ 座布団どうぞ~♪
なるほど~。
(((( ヽ^_^)/□ 座布団どうぞ~♪
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それ違うでしょ!!
SMP でなく SMAP でしょ。
φ(._*)☆\(-_-)
↑これ、真似て使ってみたかっただけ。
それに、SMAP解散していません。
健在です。
我ながら、墓穴を掘ってしまった。