ピーク1ネタ ~立ち上がりが悪い~
先日56君が愛用のピーク1を使用した際、
点火と同時に大きな赤い火があがりました。
で、「あれ?なんかおかしくない?」とたずねると、
「そうなんですよ、最近しばらくの間こんな感じで、
こないだもお鍋の底が真っ黒になっちゃいました。」
とのこと。
で、しばらく様子を見ていると、
リングのすき間から出る炎にばらつきがあり、きちんと燃えていない。
まあ、結局は数分で炎は落ち着き、きれいな青い火にはなったのですが、
本来ピーク1はそういうものでなく、
赤火が出ても数秒で落ち着きすぐにきれいな炎になるものです。
そういうわけで、これはリング付近に何か問題があるのだろうと判断し、
預かって帰り、整備することにしました。
というわけでこれがその時の状態。

圧漏れなどはなく調子はいいのですが、プレート周辺の錆が気になります。
そういうわけでまずは分解。

ちょっと気がかりだったニップルは綺麗なもんで、ジェネレターも調子よさそうした。
ですがついでなので、キャブクリーナーで内部を清掃。
こうなるとやはり怪しいのは、プレート周辺。
で、ばらしてみると…

やっぱ、サビだらけ!
そういうわけで、真鍮ブラシできれいにして最後に軽く磨きます。

この程度でOK!
後は順番間違わずに組み直し、本体にセット。
さてテストするか。

お♪
きれいな立ち上がり♪
炎の落ち着きもよく、10数秒あれば十分。

弱火もすぐに安定します。
というわけで、今回の原因は、
プレートのすき間に生じたサビでした。
実はこれ以前お話した「ピーク1でよくある不調」の追記の内容そのままなのですよ。
このすき間の部分はガスが出てくる部分なため、
実は見た目以上にデリケート。
ですので今回のような錆はもちろん、少しの汚れガスの流れに乱れが生じ、
不完全燃焼を起こしてしまうのです。
実際、過去には、ストーブを再塗装した際、
塗料が少しプレートに付着し、それが原因で赤火になるというのがありました。
ですので、たまに取り外しこの部分を掃除していただくのが一番いいです。
特に、うっかり吹きこぼした後などは、完全に汚れや水分を取り除いておかないと、
後後めんどくさいことになりかねませんので、ご注意を。
*おまけ*
「お前ら最近たるんどるぞ~!
そこに並んで反省しとけ~!」

「は~い…×4」
というわけで、昨日ピーク1のタンクと520(M1940)を併せて整備し、
こうして並べていたら、なんだかタンクたちが叱られしゅんとしているように見えました。
(=^^=)ゞ
錆び取後、防錆処理をし、その後水洗いをしたタンクは、
このように布きれを突っ込み傾けて放置しておくと、
結構早く内部が乾燥します。
機会があればぜひ一度お試しを。
でも、乾燥後は念のため、軽く燃料を入れてゆすいでおくと安心です。
点火と同時に大きな赤い火があがりました。
で、「あれ?なんかおかしくない?」とたずねると、
「そうなんですよ、最近しばらくの間こんな感じで、
こないだもお鍋の底が真っ黒になっちゃいました。」
とのこと。
で、しばらく様子を見ていると、
リングのすき間から出る炎にばらつきがあり、きちんと燃えていない。
まあ、結局は数分で炎は落ち着き、きれいな青い火にはなったのですが、
本来ピーク1はそういうものでなく、
赤火が出ても数秒で落ち着きすぐにきれいな炎になるものです。
そういうわけで、これはリング付近に何か問題があるのだろうと判断し、
預かって帰り、整備することにしました。
というわけでこれがその時の状態。

圧漏れなどはなく調子はいいのですが、プレート周辺の錆が気になります。
そういうわけでまずは分解。

ちょっと気がかりだったニップルは綺麗なもんで、ジェネレターも調子よさそうした。
ですがついでなので、キャブクリーナーで内部を清掃。
こうなるとやはり怪しいのは、プレート周辺。
で、ばらしてみると…

やっぱ、サビだらけ!
そういうわけで、真鍮ブラシできれいにして最後に軽く磨きます。

この程度でOK!
後は順番間違わずに組み直し、本体にセット。
さてテストするか。

お♪
きれいな立ち上がり♪
炎の落ち着きもよく、10数秒あれば十分。

弱火もすぐに安定します。
というわけで、今回の原因は、
プレートのすき間に生じたサビでした。
実はこれ以前お話した「ピーク1でよくある不調」の追記の内容そのままなのですよ。
このすき間の部分はガスが出てくる部分なため、
実は見た目以上にデリケート。
ですので今回のような錆はもちろん、少しの汚れガスの流れに乱れが生じ、
不完全燃焼を起こしてしまうのです。
実際、過去には、ストーブを再塗装した際、
塗料が少しプレートに付着し、それが原因で赤火になるというのがありました。
ですので、たまに取り外しこの部分を掃除していただくのが一番いいです。
特に、うっかり吹きこぼした後などは、完全に汚れや水分を取り除いておかないと、
後後めんどくさいことになりかねませんので、ご注意を。
*おまけ*
「お前ら最近たるんどるぞ~!
そこに並んで反省しとけ~!」

「は~い…×4」
というわけで、昨日ピーク1のタンクと520(M1940)を併せて整備し、
こうして並べていたら、なんだかタンクたちが叱られしゅんとしているように見えました。
(=^^=)ゞ
錆び取後、防錆処理をし、その後水洗いをしたタンクは、
このように布きれを突っ込み傾けて放置しておくと、
結構早く内部が乾燥します。
機会があればぜひ一度お試しを。
でも、乾燥後は念のため、軽く燃料を入れてゆすいでおくと安心です。
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