ひす日記BBS

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2017-06

GIストーブ(M-1950)のよくある修理風景

これまで結構色々なストーブを修理してきましたが、
それぞれのストーブによって、大体くせというか、弱点というか、
そのような部分があることに気づかされることが多いです。

ですから慣れてくると、
「ああ、こいつはこことことをまずチェックやな。」
と、一番最初に気になる部分を見てみてから、その後の作業のめどを立てます。

そういうわけで、今回は結構ポピュラーなGIストーブ、M-1950。
IMG_0693.jpg
見た目はきれいなのこ子たち。
だから今にもすぐ使えそうですが、圧漏れしてしまいまったく使えない。
じゃ、どこから漏れてる?
フィラーキャップ?
NRV?
でもそれらのパッキンを交換しても、漏れが全くおさまらない、そういう時はここ!

IMG_0697.jpg
はい、このバルブの内側に原因があります!

しかし、まぁこの汚れ!
見た目はあんなにきれいだったのに、内面はドロドロですね~♪
(まるで誰かみたい♪)

では早速バルブを分解してみましょう!

っと、その前に…

バルブがあれほど汚れているなら当然タンクの内側も
IMG_0720_20150921153643261.jpg
うひゃ~!
やっぱ錆びだらけだ~!

というわけで、まずはここをきれいにします。
でないと、いくら他をきれいにしてもこのサビがまたどこかに詰まって悪さをするから。

で、タンクをゆすいだら、バルブを分解し、その後きれいに清掃します。
IMG_0702.jpg
まあ、こんなもんか♪

実はバルブはこのように上下二つのパーツでできており、
下側のパーツは底に燃料を吹き出すための小さな穴が開いたチューブになっており、
その内部には細長い針状の部品(フュエルニードル)が入っております。
で、この針が上下することにより底の穴を開閉し燃料の入り切りを行います。
で、そのニードルと上の部品は、バネの力でそれぞれ矢印の部分でぴったりと密着しております。

ですがこの部分のパッキンが劣化したり、汚れや傷で隙間があると、
きっちり密着できないので、そこから圧力が抜けてしまいます。
これがよくある圧漏れの原因!
(こうなるとバルブを閉じても燃料が出続けるので消火できなくて危険です!)

今回もやはりここのパッキンがカチコチに硬化していたり、
変質したものがはがれてその破片が接点にこびりついていたりして、そこから圧が漏れていました。

そういうわけで、ゴムパッキンが新品と交換。
可動部分と接点はきれいに清掃後研磨。

これで圧漏れは収まるはず。

IMG_0705.jpg
「あわあわつけて何してるん?」

組み付けたのち、あらかじめ整備しておいたポンプで加圧し、
こうして洗剤の泡をてっぺんと基部、フィラー付近に吹き付けて空気が漏れていないかを目視で確認します。

それでもレが無いようならば、念の為そのまま丸一日放置し、
その後バルブを開くなどしエアの吹き出す様子を確認します。

今回はどれも勢いよく吹き出したので、圧漏れは完全に収まったと判断しました。

で、事前に分解清掃しておいた、ヴァポライザー、ニップル、クリーニングニードルなどを組み込み
仕上げに燃焼テスト。
IMG_0716.jpg
ぶぉ~~~~♪

綺麗に着火し、勢いよく燃え、すぱっと消火します。
うん、気持ちいい~♪



後はきれいに磨いて、部品を取り付ければ…
IMG_0723.jpg
これにて作業完了!

さあ、これで気持よくオーナーさんの元へと帰れますね♪
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コメント

M1950

M1950良いですよね。点火事のファイヤーショーさえ気にならなければ。今回点火事にまたNVRからガソリンもれ、バネをビョ~~ンと伸ばして元通りとなりました。
バネ交換が必要かも。
上の写真でもそうなんですが、自分のM1950もバナーとバナーシールドの間隔が均一にならず、変針してしまい、五徳の腕がうまく隙間に入らないのですが、これは力尽くで、バナーシールドずらすのかな。

Re: M1950

こんにちは。
や~、1950をお楽しみいただいておられるようでなによりです♪
ただ、あいつはあの部分が弱点なんですよ。
そんなに頻繁になるようならば、
一度ポンプ側の接麺を1500番あたりの細かめのパーパーで軽く磨いていただくといいかもしれません。
張力の強いステンのバネの変えるという手もあるのですが、
強すぎると空気が入らないので、試してみないとどれがいいかわかりづらいのですよ。

ゴトクのゆがみは、恐らくタンクのバルブアッシー取り付けネジのゆがみかな?
それでセンターが出ていないんだと思います。
恐らく、以前のオーナーが取り外そうとして力をかけた時、
回らずにちょっと歪んでしまったのではないでしょうか?
(今回そこまで気が回らずすみませんでした。)
一度バルブを抜き、ちょうど合うサイズの木の棒を差し込んで、
慎重に垂直を出してみてください。
それで大方収まります。
ただ根元での調整のため、先端(ヘッド)側では影響が大きく出るため、
調整幅はほんの少しでいいと思います。
ちょっと試してはゴトクを取りつけ、そうして確認しながら作業してみてください。

シールドやゴトクはすぐ歪むので力技は厳禁ですよ!

ではでは!ヽ(^∀^)ノ

傾きは

なるほど、シールドを押すのではなく、バルブ取り付け穴に木の棒突っ込んで傾きと反対方向に少し倒すのですね。軽く力入れて、少しずつ調整してみます。ポンプの凹んでいる奥の貫通している部分の穴を軽くこすって平面出して見ます。
追伸:コールマン400、燃料ポンプ部以外、全バラして、組み直しました。たた黒レバー側の噴出部は内部に入り、どの程度、中に入ったかは不明。点火後、燃料漏れは収まりました。ただ今回は赤火じゃなくて、しばらくプレヒート状の燃焼になり炎立ち上り。1分位で落ち着くようになりました。しかしながら、黒レバー全開にすると、やはり赤火出ますね、最小から真ん中くらいまでは青火で綺麗に燃焼しているのに。分解して少しは内部構造理解出来ましたが、やはり、初回点火事は怖いです。バケツに水、中にタオル一杯いれて、いつでもかぶせられるようにして点火しました。あああああ、そういえば523も点火しなくては、でもあいつタンクでかくて、修理後点火怖いよう~~

Re: 傾きは

こんにちは。
1950のタンクは見た目以上に柔らかいのでくれぐれも曲げ過ぎにはご注意くださいね。
で、まずは、棒を垂直に射して、ゆがみを確認してから作業に入ってください。
もしかしたら他のパーツが原因かもしれませんから。

ツーレバーのその症状は、やはりどうも黒レバー付近の詰りが悪さしているように感じます。
一度分解してきれいに清掃すると収まりそうな気がします。

修理後の点火は、まず火をつける前に、洗剤などの泡で完全に圧漏れが無いことをチェックし、
各通路の空気の流れさえ確認できていれば、早々大事には至りませんよ。
ほとんどの炎上の原因は、そのチェックをすっ飛ばして火を点けちゃうこと。
バルブで制御できない圧漏れは、コントロールできない火柱をあげますから。

私は念のため、いつも缶スプレータイプの消火器を横に置き作業しています。
幸いまだ使用するには至っておりませんが、
手軽なので結構便利な気がします。

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