ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2017-10

アサリの話

先日いつものように魚屋さんが、
「にいちゃんなんか買うてぇ~!」
とヘルプミー状態だったので、どれどれと見てみると、
「お!きれいなアサリがあるやん。これもらうわ。」
「ありがとう!明日から休みなんで、安くするから全部してくれへん?」
「え~、全部は多いわ~。」
「冷凍しといたらええねん。」
「え?!貝って冷凍できるん?!」
「できるできる!」
「うっそぉ~!」

というわけで、買ってきて冷凍し、数日後調理してみると…
CA394805.jpg
綺麗に口の開いた美味しい酒蒸しが出来上がりました。

これってみなさんご存知でした?

私は全く知らなかったので、本当に眼からうろこの驚き!
だから貝好きの私としては、今後は冷凍して常備しておこうと思います。

ちなみに冷凍時のポイントは次のようなもの。
①砂出しは完璧に。
 冷凍するとさすがに死んじゃうからその後砂は取り除けません。
 砂出しは、ボールに2%程度の塩水を張る
 →底にざるを入れすこし空間を開けてからアサリ広げて入れる。
  (履いた砂を再度吸い込まないよう、アサリが呼吸しやすいよう)
 →冷蔵庫で3時間。
 (暗くないと砂を吐きません。)
その後、水からあげて、3時間程度放置。
 (この理由は後程述べます。)

②調理は凍ったままで。
 解凍しちゃうと、加熱しても口を開きません。
 煮立ったお湯や、熱いフライパンに凍ったまま入れてください。


しかしまあ、本当にアサリなどはそのままですごく美味しい!
この酒蒸しだって、ごはんに汁ごと部かけて、刻んだ三つ葉でも散らせば立派な丼!
下手に調味料で味付けしたのよりも絶対美味しい!

実はあの独特のうまみの正体はコハク酸という物質。
そしてこのコハク酸は、アサリのが体内に貯蔵したグリコーゲンを分解して作られます。
で、そのグリコーゲンの分解は、海水が無くなりえら呼吸ができなくなった時に行われるので、
水から出した直後より、しばし大気中に放置した方が旨みは増すのです。
(だからさきほど砂出し後、水から出して放置したのです。)

ほら、魚屋さんで買ってきたアサリをしっかり砂出しし、そのまま調理したとき、
「やけに味が薄いな…」とか感じたことがないですか?
これはつまりそういうことなのです。

ではなぜアサリにはこのような性質があるのでしょう?

素早く動けないアサリにとって、海中はヒトデなとの天敵がいて危険がいっぱい!
だから、なるだけ危険を避けるために、水の少ない浅瀬の砂の中にもぐって暮らしております。
ですが、そういう場所は潮の満ち引きの影響がもろにあるので、
干潮時には海水が無くなりエラ呼吸ができなくなります。
その時のために、栄養の元であるグリコーゲンをたくさん蓄えていて、
それを分解・消費して潮が満ちるのを待つのです。

ですが皮肉なことに…

そうして天敵を避けるために浅瀬に来て、呼吸もせず頑張った結果、
我々人間にとっては、採取しやすく、
また美味しくいただけるような状態になってしまったんですよ。

これこそが、アサリ最大の悲劇!

天敵のヒトデなんて、この人手(ひとで)に比べりゃ可愛いものであったはずですから。


だから毎回心を込めて。

(*^人^*) 「いただきます。」



*ついでに思い付いた話*

このグリコーゲンの分解は、あらゆる動物が行っており、
人間も絶食時の初期には、体内のグリコーゲンを分解し、それを養分として生命を維持します。
その際、一度酸味のある「乳酸」と「ピルビン酸」に分解され、
その後さらに甘みのある「グルコース」へと合成されます。

ということは…

人を好んで食べるガイラギャオスのような怪獣は…

「うひょ~人間ウマァ~!」
「いやいや、すぐ食べんともうちょっと置いた方が甘みが増して美味しいで。」
「でも、早めも酸味があってなかなか♪」

とかやり取りしてたりして…

(=^^=)ゞ


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