ひす日記BBS

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2017-10

ポンプ(NRV)からの圧漏れ対策

ストーブのトラブルで一番多いのがNRV(逆止弁)からの圧漏れ。
せっかく、ポンピングをして気分がアゲアゲでも、
圧漏れありがとうございます。あると一気にしおしお…

それよりなにより、一旦ここが漏れ出すと、
圧が下がり正常に燃焼しないだけでなく、
最悪の場合そこから燃料が逆流し、それに引火して大参事になりかねません。

使用時ポンプノブが勝手に押し戻されてきたり、
ポンピングの時燃料が吹き戻ってきたりしたら要注意!

とはいえ、大抵の場合は先端部のゴムパッキン(PIP)を交換したり、
へたったバネを引き延ばしたり交換し、張力を復活させれば収まります。

バネは純正にこだわらなければ、径・長さ・強さが大体合えば大抵利用できます。
ボールペンの中にあるバネなど、結構使いやすく重宝してます。
実際、オリジナルですら規格がバラバラなものがあったりしますから。
IMG_0409.jpg
画像は米軍用ストーブ「M-1950」のもの。
真鍮製、ステンレス製、異径、同径、ざっと取り出しただけでもこのバリエーション!
これすべて純正なわけですから、この部分は実用本位でいいと思います。

ですが、中にはそのようなことをしても症状が収まらない場合があり、
そういう場合は、たいていポンプの先端などのパッキンとの接合部に不良がありました。

というわけで、今回はそのお話を♪

まずはこの部分の構造と役割をおさらい。

NRVb
図1のようにポンプとNRVはばねの力を利用しゴムパッキンで密着しております。
そして圧漏れが起こるのはたいていこの接点部分。

普段はこのようにバネの力で空気の流れを遮断していますが、
ポンプ側から空気が入ると、バネを押し縮め、タンクへ空気が流入します。
そしてその後バネの力で流れを止める、空気の流れを一方通行にしております。

ですからゴムが裂開密着度が落ちると漏れが起こるのです。

そしてまたゴムが正常でも、ポンプ側の接合部に異常があればその隙間から漏れが発生します。
具体的にはその部分のゆがみやキズ、そして摩耗。

図2はその部分を拡大したイメージです。
・正常時はポンチの刃のように、綺麗でシャープに整い、ゴムとの密着度は高いです。
・ゆがみやキズ・亀裂があると、ゴムと密着せずそこから漏れを起こします。
・摩耗すると、断面がぶ厚くなり、角が取れ丸みを帯び、密着度が落ちます。

ですのでそのような場合は、目の細かいヤスリで慎重にゆがみや厚みを削り、
場合によっては、エッジを立て、ゴムとの食いつきがよいように修正します。
亀裂などの場合は、はんだや、パテで傷を埋めてからやすりがけします。
(仕上げは、1000番台の紙やすりの後ピカールなどでなめらかに仕上げてください。)

結構デリケートな部分なので、慎重に作業し、
時折、NRVをつけ押し込んだ時の手ごたえを確認してください。
見た目で変化が無いようでも、その動きは結構変わりますから、
削るときはいつも、目で見える結果でなく、「削った気持ち」くらいにとどめ置き、
その都度、こまめにチェックしてください。
くれぐれも削り過ぎにはご注意を。

首尾よく集成でき、NRVが復活したら、
圧はもちろん、気分もアゲアゲまちがいなし♪


【ばんごはん】

というわけで、気分アゲアゲなので…
CA394774.jpg
夕飯もアゲアゲ!

コロッケ、唐揚げ、フライドポテトはもちろん、
小松菜にも揚げ!
味噌汁にも揚げ!

こりゃ、思わずお稲荷さんがやってきそうだなと思っていたら、
案の定我が家の可愛いお稲荷さんたちがテーブルの周りに勢揃い!

そんな中、何かテーブルの下でパタパタ音が鳴っているので、
のぞきこんでみたらば…

CA394775c.jpg
「じ~~~~~。」

揚げさん色の可愛いお稲荷さんが、しっぽを振りながら熱視線を送っておりました。

というわけで、
それぞれのお稲荷さんに揚げさんをお供えさせていただきましたとさ♪
(*^人^*)
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コメント

NRVのスプリング

M1950のNRVのスプリング交換なんですが、まずこの手のバネ何処で手に入りますか、近場のホームセンターだと置いてないのです、またバネレートなど指定はありますか?

Re: NRVのスプリング

まいどです!
今その辺のことを画像と共に追記してみました。
これでいえば、手持ちのボールペンのものが径、長さ、強さ共にジャストフィットでした。

ですが普段は、ホームセンターで「押しばね、ステン、0.4×4.0」のものを買ってきて
適当にカット&加工して使っております。
これが最も使用頻度が高いですね。

逆止弁で

ヒスさん今晩は、nabeです。
助言をば、逆止弁の筒と逆止弁のコマ両方を無くさない様に持って行って、動作の内容を確認が一番かな!
バネが、若干弱っている様ならちょっと強く、ヒスさんが、言っている硬さ当たりがベストかな!
後、長さ調整をし、ポンピングした時に、軽く空気が鳴る音の確認かな!
あと、逆止弁のゴムを一緒に換えましょう!
ゴムの厚さも重要ですよ!
NBR3mmかな!
他のストーブなどは、やはり、逆止弁のパッキンなども重要ですね!
ロシアのストーブなどで逆止弁をポンプにネジ込んでいって調整するのも、あります。
後、もう一点大事なのは、逆止弁をつけてポンピングした時に、ポンプの中に燃料が入ってこない事を必ず確認しましょう!
数的でも、炎上必死…
助言でした!
後、ストーブなどを出してますので、ヤフオク覗いて下さい。
では!

ナベさんへ

こんにちは。
やはりストーブいじりで避けて通れないのが、このNRVですよね。
しかしまあ、見れば見るほどよく考えて作られたものだと…
必要最低限のシンプルな構成のクセして、仕事はしっかりこなしている。
この部品があったからこそのストーブですよね。

そしてそれを発展させたのがコールマンのチェックバルブ。
でも確かによくできてはいるんだけど、
個人的には、面白味という点でやはりNRVの方が好きですね。
古いものをいじっていて「お!皮パッキン♪」とか嬉しいです♪

やや、オクに出品されておられるのですね。
良いですね~♪
そうして、どんどんストーブファンが増えることを楽しみにしております。
ヽ(^∀^)ノ

NRVのゴムパッキン

大ブスのハンドルでお世話になりました。123R用の加圧ポンプのゴムパッキング部分を、ヒス日記を参考に家にあったゴムで自作しました。テストしたら、働いているようですが、ゴムの性質が分からないので、心配です。特に耐熱温度。ご教示下さい。

Re: NRVのゴムパッキン

こんにちは。
その節はどうもありがとうございました。

さて、パッキン部のゴム素材ですが、
あの部分は、まず耐熱性よりも耐油性に気を付けてください。
フィラー部ならともかくも、ポンプは使用時は抜いているのでそうそう熱くなりません。
またフィラー部でも適正使用時なら100℃もいかないと思います。
ですからそういう意味で耐熱性は150度前後あれば十分です。
ですが耐油性が無いゴムは、最初は使用できても使用するうちに膨張してもろくなり、
気密性をなくすのでとても危険です。
ですから、フッ素ゴムやニトリル(NTR)ゴムをご使用されれば安心です。

今回はポンプのシリンダー部分だと思いますので、
普通のゴムでも、油の付着に気を付ければご使用できるかとは思いますが、
動きが気になり給油すると、パーになる可能性もあるのでご注意ください。

では。(*^人^*)

ゴム材質

ホームセンターで手軽に入手できるゴムについて

見た目では材質の判断が出来ないので、材質表示を確認するしかない。

ホムセンには、NRゴム・IRゴムが出回っているので要注意である。

ガソリン・ケロシン・軽油に不適なもの
天然ゴムNR
合成天然ゴムIR
エチレンプロピレンゴムEPDM
シリコーンゴム


ニトリルゴムNBRの種類
http://www.e-sealpacking.com/guide/nitrile.html より
NBRの1種Aは、耐鉱物油用  硬度70
NBRの1種Bは、鉱物油用   硬度90
NBRの2種は、 耐ガソリン用 硬度70


結論
NBRの中でも、2種が良い。
ホムセン等で一般にNBRと呼ばれているのは、ゴム硬度70が一般的な硬さなので、恐らく1種Aと思われる。
ふっ素ゴムFKMも良いが、価格が高い。

Re: ゴム材質

補足ありがとうございます。
(*^人^*)

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