ひす日記BBS

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2017-10

広がったニップルの穴(後編)

前回、広がったニップッルの穴をどうにかできないものかと、
針を詰めて試しておりましたが、
その後もっと楽ちんでいい方法を思いついたので、今回はその実験と結果報告!

そもそも、穴が広がると、出口が広がり圧がかからなくなるから困るんであって、
前回はその穴を詰め物をして狭める方法でチャレンジしておりましたが、
これだと、ある程度の結果は出ましたが、針が不安定でいまいち信用性に欠ける。

そこで今回は、ずばり穴自体を小さくしようと思います。

で、問題はその方法!

ロウ付けなどで穴をふさいだ後で、再度ドリルであけなおす?
いえいえい、そんな手間のかかる方法ではなく…

では早速実験開始!

まずは今回もこの穴の広がったニップルを使います。
IMG_9959b.jpg
右の正常なものと比べると、ひとめでその大きさの違いが分かるでしょう?

でこの大きくなった穴に、まずは0.3mmのステン線を通します。
IMG_9960.jpg
こんな感じで、ガバガバでどうにもなりません。

でも、こいつをバイスに挟んで、
えいや~!
とりゃ~!

と、方向を変えつつ、大胆かつ慎重に絞り込んでいくと…

IMG_9961.jpg
ほら!
がっちりくわえこんで離さないほどに穴を絞り込むことができました。

で、今度はこのステンを0.2mmのものに交換し同じ作業。

そして慎重にステン線を引き抜きます。

すると…

IMG_9963.jpg
何ということでしょう~♪

あの大口を開けているような大きくてガバガバだった穴が、
まるで梅干を食べた時のようにきゅっとすぼんでしまったではないですか!

にっぷる
こうして見比べてもらえれば、その差は一目瞭然!(左加工前、右加工後)

ニップル上部の形状が小判型から長方形に変形しましたが、
穴はゆがむことなくきれいな円形でしょう?

実は前回のニードルをかしめて作成したことを書いたとき、
「確か、かしめた針は強く引っ張ると抜け、筒の断面は綺麗な円になっていたよな…。」
と思い出し、
これだ!
とこの方法を思いついたのです。


というわけで、後は燃焼実験。

どうかな~?

IMG_9966_20150713223106a0e.jpg
やりぃ~~!ヽ(^∀^)ノ

思ったとおり見事な燃焼!

もしかして、俺って頭いい?(・∀・)

この方法ならええんでない?

今回のような四角っぽいニップルタイプでこうだから、
前回ご紹介のプリムス96のようなタイプなら、円形なのでもっと細やかにバイスの角度を変えれるからもっといいんでない?

*その場合は、バイスで六角部分を固定し全体を動かないようにしてから、
ニップル二針金を通し、その周囲を小刻みにハンマーで叩きます。
そうすればまんべんなく穴が絞れるので無事復活すると思います。



実を言いますと…


今回のこの話ですが、以前ある方からこういうご質問を受けたことが始まりなのです。

「所有している96の穴が広がって使えないので、使えそうな部品をお持ちでないですか?」

ですが、あいにくその時は部品をさがすことばかりに目が行ってしまってしまい、
結局満足するものを見つけることができなかったのです。

ですが、その後、「もっと別な方法があったのではないか?」
という思いが出てきて、それがずっと気になっていたので、
いつか解決策を考えようと思っていたのがことの始まり。

よかった、これで胸のつかえがとれた!

さ、ではこの方法を先方に伝えよう~!

すると…

すでにもう溶接で加工修理されていた模様。

う~ん、最初の被験者になってもらおうと思っていたのに~!

残念!φ(._*)☆\(-_-)

でもまあ、あちらも無事復活できたようでなにより。

またいつか、手元に穴の広がった96が来たら試してみよ~っと♪

というわけで、今回は気持ちよく一件落着!
ヽ(^∀^)ノ




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コメント

ニップル径

な,なるほど.力ずくで解決ですね.8Rのニップルは絞りやすそうですが,96等の頂部が円錐の物はどうやって絞りこめばよいのでしょう.

Re: ニップル径

こんにちは!
そうそう、最後は力技の勝利でした!
ヽ(^∀^)ノ

でもなぜ最初にこれを思いつかなかったのか…

やはり金属は硬くて素人では絞れないという思い込みがあったからでしょうね。

さて、実は8Rno方が絞るのに結構気を遣うのですよ。
というのも、こいつは下にネジが切ってるから、
力任せでやっていくと接合面がゆがみ、取り付けた時隙間ができて漏れ火が起きたり、
下手したら、ネジ部がゆがんで取り付け不可になりますから。
ですので、慎重に慎重に、角度を見ながら絞りました。
また四方向からしか締め付けられないので、力加減が難しいというのもありましたね。

いっぽう96については、絞る部分とネジの部分がかなり離れているのでそういう心配はなく、
また円形ゆえに全方位から絞めこめるので失敗が少ないと思います。
実際される場合は、木切れをテーパーに沿った感じにカットして、
それで挟み込めばきれいに出来ると思います。

是非一度おr手持ちの96の穴を広げてからおためし下さい。
で、その結果をお聞かせくださいね~♪

ウヒヒ♪

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鍵コメさんへ

はい!
なんとまあ驚きの若返り!

これできれいに磨き上げれば…

それこそ、誰も気づきませんよ♪

よもや、海千山千のベテランだなんて♪

うっひっひ…

こちらこそいろいろお教えいただきたいので、
あちらの使用回数がもそろそろ限界なため、
宜しければ今後はまたこちらでよろしくお願いします。

(*^人^*)

広がったニップル穴の再生案

広がった穴の周囲を円形ポンチで叩いて穴径を狭くする案はどうでしょう。

円形ポンチの代替えとして、100均の5本入りシャープペンシルの先端金具。
材質が不明なのですが、鉄・ステンレス製だと良いのですが。

方法
シャーペン先端金具の長さが6mm位なので、5mm程度の板に穴をあけて先端金具を埋め込み取手とする。

希望の穴径の金属線(ピアノ線が引っ張り強度が高いのでおすすめ)をノズルに入れて、先端金具のガイドとする。

トンカチ・プレス機・バイス等で加圧すれば、穴径が狭くなる?

先端金具の内径はストレートだから、ノズルに刺さるだけかも知れません。

おまけ話し
先端金具を取った残りの透明樹脂パイプは、MSR等の分離型ストーブポンプの燃料吸い込みパイプとして使えるかも知れません。

材質は、ポリプロピレン か ポリエチレン だと思うので耐燃料性には問題ないと思います。

太い場合は、ドリルに取付て紙ヤスリで外径を細くする。

細い場合は、熱して針金・釘をブチ込めば広がります。

Re: 広がったニップル穴の再生案

こんにちは。

さて…

いまいちイメージがないので、少しお伺いいたします。

>シャーペン先端金具の長さが6mm位なので
これはシャーペンの芯が出てくるパイプ状のののことでしょうか?

>5mm程度の板に穴をあけて先端金具を埋め込み取手とする。
これは厚み5ミリの板に埋め込むということでしょうか?
ということは1ミリだけ頭を出すということ?

>希望の穴径の金属線(ピアノ線が引っ張り強度が高いのでおすすめ)をノズルに入れて、先端金具のガイドとする。
ノズルとはニップルの穴のことでしょうか?

>トンカチ・プレス機・バイス等で加圧すれば、穴径が狭くなる?
ここが良くわかりません。
もし上がニップルの穴のことだとしたら、
その穴の周囲に芯の出てくるパイプを押し付けるということでしょうか?
そうだとしたら、
>先端金具の内径はストレートだから、ノズルに刺さるだけかも知れません。
というのも理解できるのですが。

もしよろしければ、一度チャレンジしてみてまたお教え願えますでしょうjか?

(*^人^*)

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: Re:Re:

ありがとうございます。
早速拝見いたししました。
この方法だと、シャーペンの金具がニップル内部に残ることになるのでしょうか?

それにしても見事な作画ですね~!

めっきによるニップル穴再生方法の紹介

こんばんは。

96タイプのヴァポライザー再生方法紹介

めっきの知識が必要ですので、
読まれずスルーされても結構です。


YouTube(日本人)で、鍍金(めっき)による穴の再生方法がありました。
広がった穴に、細い電極線を通して、めっきを付けて、穴を狭くする方法です。

ニッケルめっきが、耐熱性的に良いとか。
細い電線は、白金線でしたが銅線でも可の様です。

技術的には、詳しく説明されていませんでしたが、


推測するに、
ヴァポライザーをカソード(マイナス極)、
電線をアノード(プラス極)として、
定電流で、めっき処理をする。

ヴァポライザーと電線は、接触しないように維持する必要がある。
ヴァポライザーの穴には、めっき液を循環をしなければならない。

めっき液温度は、50~60℃
液種類により処理温度が違う。
ワット浴では、50℃
スルファミン酸ニッケル浴では、60℃

液体に溶かす、純ニッケルの塊(ペレット)が必要のようです。

めっき厚0.1mmを成長させるには、1時間以上のめっき時間が必要と思われます。
めっき電流が小さいと、表面粗さは少ないが時間を要する。
めっき電流が大きいと、表面が荒れる、めっき時間が短い、焼けが発生する。

めっき処理前には、脱脂・洗浄処理が当然必要。

このような方法で再生している方がいる紹介でした。

Re: めっきによるニップル穴再生方法の紹介

お~!
これは面白い!
見た目もきれいで耐久性もありそうですね。
個人ではなかなか難しいけれど、
「再生屋」としてならどうかな?

ま、需要がそこまでルとは言えないけれど…

良い情報をどうもありがとうございます。
(*^人^*)

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