ひす日記BBS

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2017-08

もはやドラッグ! ~マックス・シーベルト HLLB旧モデル?~ (後篇)

前回てもとに届いたこのトーチ
IMG_0098.jpg
綺麗に磨き上げるか、このままにしておくか、ずいぶん悩んだあげく、
結局は、全体の汚れは落とさず、
機関部のみを清掃し、ちゃんと稼働させる方向にまとまりました。

そういうわけで、フィラーキャップパッキンを交換した後、
圧漏れの最大の原因となるNRVのチェックをしてみることに。
(ポンプカップは油に浸したら、あっけなく復活してしまいました。)

そこでポンプ部を外してみると…
IMG_0123.jpg
ややや!
なんだ、これは?!
見たこともない構造だぞ。

そこでじっくり見てみると、構造自体は見慣れたものであることを理解。
つまりはこういう仕組みでした。

IMG_0131.jpg
先端のバネは取り外しが効き、その内部には皮のパッキンが仕込まれております。

だからポンプからの空気は、その圧力でバネを押し伸ばし、
それで生じたパッキンとポンプ出口の隙間からタンクへ侵入。
ですが反対向きについては、
バネで押し戻されたパッキンが、ポンプの口を塞ぎ逆流を防ぐ。

なるほど、シンプルながらよくできた仕組みだな~!
これなら万が一の時でも、修理も簡単だし、
スペアの部品が無くとも、自力で何とか作れるな。

とは言ったものの…

シンプルゆえに調整が難しく、
いろいろな厚みのゴム板でパッキンを作ってみましたが、
完璧に圧漏れを塞ぐとまではいきませんでした。

さすがにバネ自体がへ立ってきているのか、
もしくは、バネが動く際微妙に芯がぶれてしまっているのか。
だったら、バネがゆがまず垂直に伸び縮みできるようホルダーが必要になりますね。
(つまりは今のNRVの構造

でもまあ、実用には問題なさそうな漏れなので、
思えば当時としてはこのレベルで普通だったのかな?


実はこの段階ですでに、ポンピングし、バルブの開閉すれば、
良い感じでニップルからエアーがGO&STOPできるようになりました。
抱かあ、多分灯油を入れ火をつければそれなりに燃えるのだろうとは思います。

ですが、やはりどうせならきれいな青い炎を見てみたい!

そういうわけで次は、その先の、燃料通路と、バルブ、スピンドル、ニップルの清掃・調整です。

サクサクとばらせる部分は一気にばらし確認しましたが、
これと言って問題になる点もなく、ざっと掃除をして、そっとそのまま組み戻し。

あれ?
これって予想外に状態がいいんではない?
(お約束のクモの巣との御対面もなかった。)

そこで最後にスピンドルを引き抜くと…

ここもそんなに汚れていないし、グラファイトパッキンもちゃんと入っている。
グラファイトパッキン??

普通こういう古いタイプのをいじっていると、
たいていここには黒鉛で煮た石綿紐などが入っているもんだけど…
実は最初からすでにグラファイトパッキンを使用していた?
それとも、実は既に誰かが手を入れていた?
そうならばこの状態の良さはうなずけるけれど、
見た感じやはり、もともとからここにはグラファイトパッキンが入ってた感じです。
一番最初のモデルなので、気合いを入れて、ケチらずにそういったものを使用したとか?

だから取りあえず、先端部分をきれいに掃除してから研磨剤で磨き上げ、
同様にバーナー側のバルブのアタリ面もきれいに磨き上げました。
そして最後は、根元にグラファイトシートを足して圧着!気密性を高めて完了!

(すみません、このあたりもちゃんと作業中撮影したのに、うっかりデーター削除してしまいました!)

この状態でポンピングすると、結構いい感じなので、もうこれで作業完了にしてもいいかな?


というわけで、お楽しみの燃焼テスト!

IMG_0151.jpg
ん~、ま、こんな感じ?

と思っていたら、しばらくしたら次第に炎の様子が変わり、

IMG_0153.jpg
ややや!
完全な赤火やん!

それどころからニップルからは完全に液状の灯油がピュ~っと糸のように噴出している!

これは圧不足か、ヒート不足か、ニップルの不良か、
はたまたそれらすべてか。

まるでこれでは、トーチではなく火炎放射器

ゾンビ相手なら射程が伸びて有効な武器やけど、
これは危険が危ない!

というわけで、すぐさま消火。

やっぱ、中途半端はいかんのかな~。
完全にきれいにするしかないか…


そんなわけで、ただいまこのまま放置しております。
今後どうするかは、もうすこし悩んでから決めようと思っております。


前・後編の割になんとも締まりのない結果で申し訳ございませんでした。

(*^人^*)







と、ここまで日記を書き上げた後、夜の犬の散歩に出る前にふと思いついた…

あれ?

もしかしてわし大きな勘違いしていないか?


そもそも、何の疑いもなく燃料に灯油(ケロシン)を入れたけど、
考えてみれば、ケロ用特有圧抜き弁や、しつこい加熱ヘッドの仕組みはどこにもなかったぞ。

というか、そもそもあのトーチの構造…
らせん状のジェネレターて、
それって、ガソリン燃料の構造やん!

そういうわけで、犬の散歩を終えるといそいそといつもの実験室(トイレ)にこもり、
そして灯油を抜き、代わりにガソリンを入れて再度チャレンジ!


結果は?!










IMG_0166.jpg
バッチグ~!

やった!やった!
そうかそうか、そうだったのか~!
ヤッパ燃料はガソリンだったのか!
そりゃ灯油で燃えなかったのも当たり前だ♪
うかつに分解しなくてよかったな~♪

*動画はこちら


どうも120年前という古さにばかり頭が行って、
勝手に燃料を灯油と思い込んでいてしまっていた!
構造をよく見ていて、普段ならまず間違わないところだったのに…

なんともうかつ!
思い込みって怖いね~。

それにしても…

この炎は、120年前もこうして激しく吹き出していたわけか…

ものすごく力強く、
かっこよく、
そして…

IMG_0171.jpg
なんとも言えずきれいやな…

というわけで、しばし灯りを落とし、青白い炎に見入ってしまいました。
(この色の方が実際目で見た感じに近いかも?)

でもこの炎の勢いって、
もはや、トーチなどという生易しいものではなく、
これはもう兵器!
兵器と言ってもいいでしょう!
それほどまでの勢いで、ぶっとく青い炎を吹きあげます。
今となっては実用性はあまりないでしょうが、

とにかく気持ちよい!

快感であります♪



今までたくさんのトーチやストーブの炎を見て来たけど、
これは、ほかにないくらいに独特で、魅力的だ…

*大迫力の動画はこちら

炎は勢いを増すごとに青白く輝き、
そして、反対に周囲は一気に暗くなる!


幻想的で美しいでしょう?

また、この迫力ある噴射は、
なんかもう、まるでジェットエンジンのようでもありますでしょう?

思えば、この120年前の発明が、
のちのちには、ジェットエンジンにまで発展していったわけだから、
この印象もあながち的外れではないんですよね。


というわけで、今回も何とか無事復活!

とはいえ、前述のように実用性が全く浮かなばいので、
取りあえず、燃料を抜き、店に飾っておりますが、
多分、ふと意味もなく火をつけて見たくなるだろうから、
その時すぐに使えるように、メンテだけはまめにしようっと♪

それほどまでに、このトーチの炎は魅力的で、カッコイイ!

ある意味ドラッグのようなトーチです。

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コメント

火炎放射器

おおお,すごい炎だ,これで,大坂がゾンビであふれてもヒス一家は安泰ですね.青火も綺麗とみとれておりますが,これは武器だ~~

Re: 火炎放射器

こんにちは~!
これでバイオハザードになっても戦える!
なんせ、大阪には夏の定番これ↓があるから♪
http://s.usj.co.jp/biohazard/summer2015/

(/▽\)きゃー!

ユニバーサル

ユニバーサルには3-4年前に一度いきました。新しいアトラクション有るのですね。M4の代わりにマックスシーベルト打ちまくり、焼き払うのですね。トーチは基本白ガスが多いのかな?色々なもの観ても白ガスと書いてある物ばかり目に付きます。

Re: ユニバーサル

こんにちは。
USJは毎年あれこれ新しいものをやっているみたいですよ。

とはいうものの、私はできた当初に行ったくらいで、最近の様子はまったく知らないのです。
(=^^=)ゞ

でもバイオだけは大好きなんで、いつかは行ってキャアキャァ騒いでみたいな~。


トーチは、ヨーロッパ製はケロもたくさん見かけますが、
アメリカ日本製は確かにガソリンが多いですね。

とはいえ、実用性でいうと、
やはり、プレが短く即使用できるガソリンが有利だから、
見かける数はそのほうが多いのしょうね。

ケロのトーチも趣があっていいですよ♪
ストーブと一緒で、ポンピングでの火力調整がなかなか楽しい♪

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