ひす日記BBS

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2017-07

うかつで予想外な赤火 ~英国軍用ストーブ  クッカー№2 MkⅡ(マーク2)~

先日届いた恐ろしくでかいダンボール。
IMG_0027.jpg
え?
布団なんか注文したかな?

そこで送り状を見てみると、海外からの荷物で、私宛。
ということは、ストーブ?
そこで箱を開けてみると…
IMG_0028.jpg
なんじゃ~?!こりゃ!


これだけ?

IMG_0029.jpg
しかも、緩衝材どころか梱包もなく、ただたんに裸で放り込んであるだけ!
(おまけにひっくりかえってるし…)

これだから外人は…


というわけで、箱の中身はこういうものでした。

IMG_0030.jpg
第二次大戦時(1945年以降)に使用されていた、
イギリス軍軍用ストーブ、クッカー №2(COOKER No 2)
実は、これはサイレント仕様なので、MkⅡ(マーク2)になります。

イギリス軍では軍用ストーブの呼称は、このように番号で行われているのですね。
さすが007のお国柄!
ちなみに、ご察しの方も多いともいますが、
以前ご紹介した№12はこの№2の後継機種であるわけです。
ただ、№12は燃料がケロシン(灯油)だったのに対し、これはガソリンだから直径というわけでもなさそうですが、
設計思想や構造は、きちんと受け継がれておりますね。
ま、ガソリンのほうが仕組みが簡単で小型化できますから、最初に軍用で作るには都合よかったのかも。

とはいえ、小型化とはいえかなりでかい!
そりゃまあ、個人装備ではないし、手で持ち歩いて移動するわけではないからだろうけど、
かなりでかくて、何より重い!
試しに量ってみると約4.5キロ!
(ちなみに、届いた段ボールもそれだけで3.5キロ!)
まあ、その重量のほとんどはケースの重さ(3.5キロ)なわけなので、
ストーブ本体はこの程度の大きさ。
IMG_0084.jpg
どちらかというと可愛いサイズ。

だから、そんなに重いケースは当然普通のケースであるわけでなく…


さて、その説明は後回しで、まずは確認!
IMG_0041.jpg
ふんふん、それなりに汚れはあるが、
およそ70年ほど前のものと思うと、程度はいい方のような気がするな。

で、一番気になるストーブ本体は…

あれ?
思った以上に程度がいいぞ?
試しに圧漏れテストをしてみると、一晩おいていても漏れはなし!

へ~、結構きちんとメンテされて使われていたのか…

というわけで、そうなれば大喜びでまずは燃焼テスト!

IMG_0044.jpg
ふんふん、綺麗に燃えている、やはりこれは程度がいい!

と、思っていたら!

IMG_0072.jpg
ややややや!
しばらくしたら、急に赤火?!
なんでやぁ~?!
圧不足か?!


なんでや?なんでや?

この辺のあわてぶりはこちらの動画でどうぞ。


で、しばし考えてみました。
圧漏れはないから、プレヒート不足?
いやいやそんなことはない。
じゃあ、ニップル?
いやいや、最初のきれいな青火があるからそれも考えにくい。

もしかして中が汚れで詰まっているのかな?
いやいや、それじゃ、やはり最初の青火が説明つかない。

あのような綺麗な青火の後の赤火は、
最初は正常で、その後何らかの原因で圧漏れがおきたのが原因
だよな…
でもその後のチェック(洗剤の泡で確認)でも漏れはなし??

で、悩むこと半日。
夕方の犬の散歩中にふと気が付いた。

あの時は確か、バルブを絞ると赤火がマシで、開くとひどくなっていたな…
ということは、バルブの開閉と関係がありそうだ


あれ?

圧漏れのチェックはバルブを閉じた状態でしかしていなかった!

そう、バルブを開いたとき、つまりスピンドル付近の漏れをチェックし忘れていた!

普通その場所は、チェックし忘れていても、漏れがあれば燃焼テスト中にそこから火を吹くので気付くのですが、
こいつのバーナートップは、お皿が大きなため、漏れがあっても引火しにくいのかもしれない!

そこで、ひとまずスピンドルの根元にグラファイトパッキンを補充。
IMG_0062.jpg

さ、これでどうかな?

IMG_0081.jpg
おお~!バッチグ~♪

やはり思った通り、バルブを開いたとき、ここからガスが漏れ圧が下がっていたようです。
だから最初だけは漏れが起きづらくきれいな青火だったんですね。

いや~、うかつだった。
普段なら真っ先に気づくべきとこを、うっかりしてた~!
もう少しで、分解していらぬ手間をかけるところだった!

ちゃんと機能している機械ものは、変に分解しないのが基本ですからね。
(=^^=)ゞ

というわけで、綺麗な燃焼を動画でご堪能ください。

(サイレントの割に、けっこうブリブリ言うてますね。)

というわけで、本体が無事に仕事をしてくれたので、ケースの方もざざっと拭き掃除をし、
必要な部分にはグリスを塗りました。

そう、このケースは最初に言ったように普通のケースではないからら。

ではご覧ください。

IMG_0085_2015061022312151d.jpg
このようにストッパーは下に回すと足になり、

手前を引き出しふたを展開すると…


IMG_0088.jpg
はい!
頑丈で使いやすい調理台に変身します♪

ま、この造りだと重くなっても仕方ないか~。

で、重くて頑丈なだけではなく、軍用ならではのアイディアがいろいろ。
IMG_0090_2015061022474890d.jpg
ふたの裏には、工具と予備ニップルが。

そしてちょっと感心したのがこの部分。
IMG_0097.jpg
ケースの底に開けられた穴。

雨天や湿地などでの使用時でも、内部に水がたまらず、次回使用時不便な思いをしない。
(吹きこぼしの時の掃除も楽。)

まあ、大きくて重いからひっくり返すのが面倒だからというのもあるでしょうが、
これはいいアイディア!
一般のストーブにもあっていいような気がしますね。

そういうわけで、意外にあっけなく現役復帰したこのストーブ。
どうにもこうにも気に入ってしまった!
名前こそ№2ですが、只今のところ手持ちの軍用ストーブの中ではナンバーワンかも?

(=^^=)ゞ
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コメント

No2

No2かなりでかいですね。それに段ボールが3.8Kgて送料かさんじゃいますね。白ガス仕様ということですが、圧抜き弁とか着いているのですか?タンクが頑丈そうだから、それほど心配いらないですね。それとNo2が有ると言うことは、No1もあるのかな。

Re: No2

こんにちは。

№2は、でかいですが、サイズでいうと、12より一回り小さめです。
で、おっしゃる通り今回は送料が…
発注後、「送料が10ポンド足らない!」と連絡してきましたが、
これ、箱さえ普通にしてくれていれば、まったく問題なかったんじゃないの?
(=^^=)ゞ

圧抜き弁はとても見づらいですが、フィラーキャップの真ん中にあります。
パッと見分かんないから、私も最初見落としていて、
外して裏側を見てやっと気づきました。
だから当初「これケロ?」とも思ったのですが、
バーナー部が二本脚(オプの111に対しての111Bのような感じ)だったのでガソリンと判断しました。

で、№1もあるはずなんですが、いくら調べてもものが出てきません。
どんなのでしょうね?
ちなみに、№6というのがあり、それは、GIストーブにこれのヘッドを乗っけたような形です。
なんかずんぐりむっくりでかわいいですよ。

あ!
これこれ!
http://www.spiritburner.com/fusion/gallery/1489/1341164270-IMG_6663_opt.jpg

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