ひす日記BBS

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2017-10

クリーニングニードルの再生

古いストーブをレストアしているときに、結構神経質に扱わねばならない部品が「クリーニングニードル」。
文字通り、ニップルの穴を掃除するための針ですが、その穴はすごく小さいので針もたいていすごく細い!
ですので、汚れたニップルを清掃せずに使用して、詰まらせて曲げてしまったり、
掃除する際誤って、酸で溶かしてしまったり。
また私の様に、せっかく組み付けた後、不注意で折ってしまったり…

そういう時予備の部品があればそれと交換してもよいのですが、
マイナーなストーブだと、それが期待できないので、針を復活させるしかない。

そういうわけで、以下に過去に私が行った再生方法を書いてみますので、
「あ~!やっちゃたぁ~!」
という方がおられれば、参考になさってみてください。


まずはニードル本体がそこそこ大きく太目なGIストーブ(M-1940.1942.1950)などの場合。
本体にある程度の穴を開ける余裕があるので作業はまだ楽です。
CIMG7245_20150404145928c04.jpg
ニードルの径と同じステンレスの針金と、それがちょうど入る銅パイプを用意。
ステン線をパイプに差し込みペンチなどでかしめる。
本体にパイプ同径の穴を開け、先ほどのパーツをしっかり差し込む。
取り付け後針の長さをカットして調整。

この方法だと、後々も針の交換が楽にできるメリットがあります。

オプティマス系のイモムシニードルの場合。
CIMG7264_20150404145931e64.jpg
このタイプはたいてい根元に盛り上がりのでっぱり部分があるので、
先端に穴を開けるのはかなり難しいですが、逆にそこを利用することができます。
私は出っ張り部分に細い銅線で針を巻いて固定した後、トーチで炙ってロウ付けしてみました。
(でも次に紹介する接着剤を使用する方が楽で良かったです。)


VESTAなどの極細(0.2mm)ニードルの場合。
CIMG8741.jpg
頑張って本体先端に穴を開け、(私の技術では0.5mmが限度でした。)
そこにエポキシ系接着剤を用いて針を固定する。
(針が細すぎてロウ付けに耐えれず溶けてしまうので。)

CIMG8752_20150406100038f17.jpg
こうして接着すれば、あとあと多少の曲りでも修正できるほどの結構な強度でくっついてくれます。


なお使用した接着剤は、J-Bウェルド オートウエルド AW-20Zというもので、
耐水、耐油、耐酸性で、石油、化学薬品にも強いだけではなく、
315℃までの耐熱性があるので、こういう部分にも使用できるのが嬉しいところ!
(なお、燃焼中のこの辺りの温度を計ってみると、おおむね130~150℃前後でした。)

そういうわけで無事再生したニードルを取り付けて燃焼実験です。
CIMG8860.jpg
おお~!調子いい♪

念の為、15分間連続燃焼を4回繰り返して、その後ニードルをチェックしてみます。
CIMG8853_20150411163450aff.jpg
うむ!
きれいに顔を出しておる!

以上のような感じで再生したニードルについては、その後も順調に使用できているので、
おおむねこれでOKかなと思っております。
しかし、まあ色々チャレンジしてうまくいかなかったとしても、そう悲観する必要もないとも思います。
燃焼自体に大きな影響はないし、万が一詰まればプリッカーで掃除すればいいだけだから。

そういうわけで、気軽にチャレンジなさってみてください。

ヽ(^∀^)ノ
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コメント

勉強になります!

早速以前折った(溶けた?)1950のニードルの再生にチャレンジしてみたいと思いますよ^_^

しかし使わないと思って紛失してしまった模様 笑

次回のためにメモしときます^_^

Re: 勉強になります!

こんにちは。
実は、こんな事を書いておきながらも、いつもこうも思っているのです。
「ニードル別にいらんやん…」
というのも、一度きれいに掃除さえしておけば、
昔と違い、今は燃料に異物もなく綺麗に燃えるし、
よしんば、赤ガスを使ったところで、ニップルを詰まらすほどにハードな使い方もしないだろうし。
また万が一そうなっても、針金で掃除すれば問題ないし…

でもまあ、穴からニョキン♪と針が顔を出すと気持ちはいいから、
気持ちのもんなんでしょうかね。

実はニードルが無い方が、プレヒート時間も短く、火の立ち上がりも速いのは内緒♪

VESTA

VESTAのニードル,全閉時に飛び出しますよね,この場合も折れちゃっても,燃料漏れなどは,起こさないモノなのですか?漏れないなら,プリッカーでつっけば良いやと,放置プレーしたいです.

Re: VESTA

こんにちは。

クリーニングニードルは、その名の通りクリーニングの役目しかしていませんので。
折れていても漏れには影響ありません。

バルブの開閉は、スピンドルがきっちりバルブをふさげるかどうかにかかっています。、
だから、漏れがあるときは、スピンドルの先端部のテーパーや汚れ、
バルブ側の欠け、歪み、汚れなどの有無のチェックが最重要となります。
↓のイメージ図をご覧いただくとわかりよいと思います。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-2876.html

毎度ありがとうございます

なるほど、スピンドルの先端さえしっかりしていればVESTAのニードルいらんですね、プリッカーでつっきます。しかし、我が家のVESTAの箱一部切れ目が出始めてしまいました、溶接屋さんに持って行ったら、電気、ガス溶接専門で、こんなに薄いと、溶接する前にどんどん切れてしまうよと言われ・・・半田付けの所紹介されました。溶接と言っても色々あるのですね~~。半田付けされて、一部銀色になりましたが、無事戻ってきました。めでたしめでたし!!

Re: 毎度ありがとうございます

こんばんは。
そうそう、VESTAにかかわらずどの機種も極論したらプリッカーさえあれば何とかなるのです。
だから只今悩み中の№12も、一つはそういう仕様にし、
手元にしばらく置こうかなと思ってろります。


そちらのVESTAさん、直せてもらってよかったですね♪
せっかく今まで生き延びたのですから、今後も末永く活躍してほしいですからね♪

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