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2021-04

あふれ出るソリッド感! ~エンダース(ENDERS)9061~

派手で真っ赤なこの箱は、本来地味なオリーブドラブ一色に塗られておりました。
CIMG8415.jpg
それもそのはず、これは1970年ごろまで生産されていたドイツの軍用ストーブです。

普通どこの国でも、軍用となればコンパクトで、機能的、
そして設計も合理的であって、見ていてかんしるところが多いもの。
ましてや工業大国ドイツのものとなればなおさら♪

というわけでまずはケースを開けて見ましょう。
CIMG8419.jpg
「こんにちは!」

おや?可愛らしいバーナー部が顔を出したかと思うと…

CIMG8420.jpg
「ん~~~!」

伸びするようにのけぞって、


CIMG8421.jpg
「えいやっ~!」

CIMG8422.jpg
「準備完了!」

ふたを開けるワンアクションでセッテイング完了!
タンク部を中心にし、きれいにバーナー部がスライドし、ゴトクの中心あたりに移動しました。

よくできてるな~♪

でも感心するのはまだ早い!

CIMG8423.jpg
これこれ、ここ、ここ、この部分!

火力調整ノブがケースの中に入り込んでいるので、このままでは操作しにくいしやけどしちゃう!

ということは…

「出てこい火力ノブ~!」

CIMG8424.jpg
「はい!シャキ~ン!」

というわけで、なんと火力ノブがシャフトの根元からするする伸びてこのように!

しかしこれでもまだ終わりではない!
最後にノブの横の上向きのレバーを下向きには回すのですよ。
CIMG8426.jpg
「ぐるん!」

実は最後に回したこのレバーは、クリーニングニードルを動作させるもので、
上向きでニードルが顔をだし、下向きで引っ込むのです。
つまり収納時はジェット孔に異物の侵入を防ぎ、
そして使用時には、毎回事前にクリーニングしてくれるというなんともよくできた仕組みなのです。

CIMG8430.jpg
というわけでこれでやっとスタンバイ完了!

実はここまでの3アクション(開く→引き出す→回す)こそがこのストーブの最高の魅力で、
ファンになった人々の多くが、火もつけずに意味もなく、展開~収納を繰り返してはにやけてしまうのです。
(むろん私も。(=^^=)ゞ)

もちろんこの仕組みは、マニアを楽しませるために考えられたのではなく、
本来は、ストーブを扱いなれていない初心者でも、間違いなく安全に使用できるように、
流れに乗って、自動的に手順を踏み操作させるように考えられたのだと思います。
だって、このストーブでは、初心者や興味の無い人たちに最も多いミス、
つまり、「組み立てのミス」 「火力調整ノブの紛失」 「ジェット孔の清掃忘れ」があり得ませんから。

また、周囲を取り囲むようにとりつけられた風防は、
収納時はケースのふたがぐらつかないようにきっちり納めるのに役立つので、
多少乱暴に扱ってもケースがずれたりゆがんだりする心配が少ないです。

だから当然、簡単なマニュアルも本体に貼りつけられておりまるのですが、
ご丁寧なことにシ-ルなどではなく、アルミ板に印刷され、こうしてリベット止めされております。
(これなら燃えてしまったり、剥がれ落ちる心配もない!)
CIMG8432.jpg
で、説明書の右上には予備のフュエルキャップ、
そしてちょっとわかりづらいですが、タンク上部分に専用工具とスペア部品の入ったケースがあります。

ちなみにこの説明書きには、メーカーの住所電話、形式、製造年も記載されており、
あとあとのことも考えられておりさすがドイツだと感心しました。
(ちなみに私のこれは1962年製でした。)

というわけで、本当によくできたギミックにあふれ、
さすがドイツ!まさに面目躍如!
特にこの時期のドイツ製品って、デザインがすごくよくできているのに無駄がなく、
そしてぎゅ!っと中身がみっちり詰まった感じ、
いわゆるソリッド感にあふれていてとても魅力的!

実はこのストーブ、手にしたとき妙に私の愛車メッサーシュミットに雰囲気が似ているなと思っていたら、
よく考えれば、ほとんど同時期のものなのですよね。
あれも実は無駄のないデザインでソリッド感にあふれまくっておるのですよ!

というわけで、前述の通りこのストーブは開け閉めして楽しんでなんぼなんで、
ここで日記も終わりにしようと思ったけれど、
やはり火をつけないと収まりませんよね~?

というわけで…
CIMG8405_201503191417166ee.jpg
ただ火をつけるのはもったいないので、ついでにお昼ごはん♪

CIMG8406.jpg
今日も不動のお昼の鉄板メニューチキンラーメン!

で、肝心の炎はこのようにまばゆいほどに青白く燃え上がりますが、
サイレントヘッドなもんで、見た目に反し音は静かです。

今回動画を撮り忘れたので、以前持っていた別の個体の燃焼動画を参考までに。


こうして見ると、やっぱ開け閉めして遊ぶより、燃やしている方がやっぱ楽しいかな?
(=^^=)ゞ


【おまけ】

お気に入りの箱スト(箱型ストーブ)3種を並べてみました。
CIMG8417.jpg
左から、8R、エンダース、オプティマス111

こう見比べると、8Rはやはり小さく、「お弁当箱」という愛称がぴったりですね。

で、ふたを開けると…
CIMG8433.jpg
111はどことなく消防車っぽいのに、エンダースはどことなく武器っぽい。
いや武器というより、もっと有機的な…
クモ?カニ?エイリアン?
そんな風に感じるのはわたしだけ?
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コメント

エンダースが

ついにエンダースが出ましたね.赤エンダースは初見.消防隊の装備品にみえました.箱付きな所見ると軍用仕様ですね~~
こいつの修理は大変ですよね~細かいし,部品は多いし.しかし,なんと言ってもこの使い方が格好がよくたまらなく好きなんです.

道東さんへ

は、エンダースさんの登場ですよ~♪

海外ではこうして思い思い想いにペイントされている個体をちょくちょく見かけます。
他にも赤や水色のGIなど。
発想が自由でいいですよね♪
で、私は派手好きで、特に赤色が一番好きないろなもんだから、
このエンダースや111は大のお気に入りなんですよ。
まさに消防署備品♪
あ、消防といえば…
スゥエーデンの消防備品の111のデッドがあるのですが、意外に色は地味な艶消し黒なのです。
まあ、警察やその他と共通らしいからそうなのかな?

でもほんと、おっしゃられるようにエンダースはめんどくさい!
一度ばらして組み上げると、もうしばらくは触りたくなくなります。
だからいまだ手つかずのエンダースが数台転がっております。
いつかせねばな…
(=^^=)ゞ

さすが師匠隠し球いっぱいですね

エンダース消防備品デッドそのうちブログに写真upして見せてくださいな.黒のつや消しは見たことがないです.我が家のエンダースは修理しても火力画像ほど強くないですわ~~,でも,バラすと今度は戻す気力がと言うことで見なかったことにしております.ドイツ軍のタイガーやパンサー戦車と同じで懲りすぎて修理に手間取りすぐですよね.やはり素人な私にはM4シャーマン戦車がお似合いなんでしょうか,コールマンにしておこうかな

道東さんへ

まいどです!

いえいえ、隠し玉というか、ずぼらかまして手つかずのものがたまっていっている状態です。
いや~、いかんですね。
やろうとは思うのですが、なんやかんやとやること多くて…
(=^^=)ゞ

あ、消防署のデッドはエンダースではなくオプの111なんですよ。
艶消しケースで、そちらとおなじサイレントのヘッドだったと思います。

エンダースはなんか本当にめんどくさいですよね。
ガスケットも独自のサイズだから、その都度作らねばならないし…
でも、だからこそ面白いというコアなファンの方も多いのも確か!
はまるとどこまでも、ちょっと危ない機種ですよね♪

そうそう…
以前少しお話ししていたNRV抜き。
必要に迫られ、新鞄を只今作成中。
頭の中では、一番確実だと思うのですが、
こればかりは試してみないと…

幸か不幸か、実験用の頑固な固着NRVは1920~30年代のものがいくつか。
また結果はご報告いたします!
ヽ(^∀^)ノ

ワンアクション大魔王

ワンアクションってすごいですねー(゚o゚;;

この使い勝手はミリならではでしょう。

なんだか初めて見た気がしないなぁー。
ゴトクがMSRドラゴンフライにそっくりだからだ!^ ^
以前しばらくドラゴンフライを使っていたので、なんだか親近感が湧きます^ ^


キツネさんへ

こんにちは。
はいはいはい、そう言われれば、確かにドラゴンフライに似てますね!
ゴトクまわりって、ある意味ストーブの顔なんで、どうしてもその印象が大きくなっちゃいますよね。
シンプルで、強度のある形状ってことでこれになったのでしょうね。

さて、このエンダース、
この展開する動作が本当に面白い!
だからストーブに興味の無い友人も、
「うわっ!なにそれ?!」と反応しました。
決して遊びのための動きでないのに、遊び心をくすぐるのが魅力なんですよ。

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