ひす日記BBS

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2017-08

液体燃料ストーブの仕組みとメンテナス【その6 クリーニングニードル】

ストーブが調子よく燃えるには、色々な条件が必要ですが、
なんといても一番大切なのは、燃料ガスが勢いよく噴出するkと。
でもその出口(ジェット孔)はとても小さな穴で、絶えず炎にさらされているので、煤などで詰まってしまうのもよくある話。
だから定期的に穴を掃除する必要があるのです。

ですから昔のストーブには必ず掃除用の細い針のついたプリッカーという専用工具が付いておりました。
(その針を穴に貫通させ異物を排除するわけですね。)

しかし新しいストーブにはそのような工具は付属しません。
なぜでしょう?

実はその掃除を自動的にしてくれるする針(ニードル)をすでに内蔵しているからなのです。
それはバルブの開閉を行うスピンドルと連動して上下に動き、穴をクリーニングしてくれることから、
クリーニングニードルと呼ばれます。

下の図の小さな部品がそのクリーニングニードルです、
バルブ開閉を行うスピンドルという部品とギアで噛み合っており、
それにより、スピンドルの回転運動を上下運動に変えて移動します。

CIMG6539b.jpg


そのくわしいしくみはだいたい次の図のようなイメージです。
スピンドル

①スピンドルによりバルブが閉じられガスは流れ出ない。
(ニードルは一番下の位置)
②スピンドルが移動し、バルブが開きガスが噴出。
(ニードルは上がってきているが、穴をふさぐ位置ではない。)
③バルブは開いているが、ニードルがジェット孔をふさぐのでガスが止まる。(火が消える)
(ニードルは一番上の位置。)
この時穴の汚れをニードルが掃除していることとなります。

つまりこのようなニードルによるクリーニング機構を持つストーブの場合、
火力が最大になるのは、左に回し切る直前の位置ということになります。

また、こういう仕組みになっていますのでスピンドルを左に回し切って炎を消した場合は、
そのままにしておくと、その後じわじわとジェット孔から燃料漏れを起こしますのでご用心ください。

なんせバルブが開いたままの状態のため、いくらクリーニングニードルが穴をふさいでいるとはいえ、
穴の方が少し大きいのでそこから漏れてきますから、忘れずに右に回し切ってバルブを閉じておいてください。

というわけですから、最後の状態ではニードルがつっかえるので、スピンドルはもう回せない状態。
だからスピンドルをさらに回すには、ニードルを取り除かねばなりません。

つまり言い換えると、スピンドルのメンテのため分解する必要のある時は、
必ずニードルを事前に取り除かねばならないということです。

とはいえ、基本的にこの部分はいじらなくてもよい部分なので、普通の使用では気にしなくていい部分です。
ですが、時折、吹きこぼしなどでひどく汚してしまったり、
赤ガソリンなどでプレヒートを繰り返し、煤やタールで汚してしまった場合などは、
分解しメンテナンスせねばなりません。

その際は、まずニップルを取り除きこのようにニードルが見える状態にし、
CIMG6328.jpg
その後スピンドルをゆっく回しニードルを上げ切り、ピンセットなどで慎重に取り除いてください。
なんせこの針、とても細いので手荒に扱うとすぐ曲がったり折れたりしますから。

で、組み付けも同様に慎重にせねばならないのですが、
ここで適当に組み付けると、スピンドルとの位置関係が狂ってしまうので手順を踏んできっちりと。
具体的には、スピンドルを閉めこんだ時のニードルの位置を適正にしておかないと

「バルブを閉じたはずなのに火が消えない!」
「強火が全く使えない!」

などの困ったことが起きます。

組み付けの具体的な方法はオプティマス取扱会社のスター商事のHPに詳しい手順がありますからそこを参考にしてください。
(下記リンクの手順4後半から)
http://www.star-corp.co.jp/manual/8r123r.html


なお、コールマンやエンダースの古いモデルなどは、
クリーニングニードルが独立したノブで動くようになっているため、
バルブを開く前に、ニードルを下げておかねば火は点きませんのでご用心を。
ここの中ほどのニードルノブなど。)

*なおクリーニングニードルはとてもデリケートなパーツで、
内部での動きも、ニップル内の斜面に沿ってニップルの穴へ誘導されるようにできておりますので、
操作はゆっくりとおこなうようにしてください。
ですので、
バルブの急な開閉動作は、破損の原因になります。

【追記】
~ニードルの際セッテイングの際の確認方法~

ニードルを際セッテイングした際、そのままテストで燃焼させると、
もし間違えていた場合、燃料が無くなるまで燃やし続けねばなりません。
ですので、いきなり火をつけるのではなく下記の方法でチェックしてください。

①タンク内に燃料があることを確認し、フィラーキャップを少し緩めタンク内に圧がかからないようにする。
②ニードルをセッテイングしバルブを全閉に。この時ニップルはまだつけない。
③フィラーキャップをじっかり閉め、タンクを手で包み込むようにして温める。
(これによりタンク内の圧が少し高まります)
④ニードルが適正位置だと、この状態でトップより燃料がにじみ出ることはありません。
ですので出てくる場合は、板んキャップを緩め、タンク圧を抜きニードル位置を再調整してください。
⑤燃料が出てこない場合は、一旦バルブを開き、燃料がにじみ出るのを確認した後、
バルブを閉め、燃料が止まることを確認して下さい。

【ストーブのコーナー目次はこちら】
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