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ひす日記BBS

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2021-04

「№8」の皮をかぶった「8R」(8RF) ~OPTIMUS №8&8R~

本日入荷した箱型ストーブ。
おなじみのオプティマス№8。(以下8)
CIMG6323.jpg
さあ、整備してきれいに磨いて、サクサク売るぞ~!
というわけで、早速中のバーナーの状態を確認しようとケースを開けると…

CIMG6325.jpg
「おや?なんかおかしい?」

このコントロールハンドルは…?

最初は気づかなかったのですが、確か8のは↓のような工具を兼ねた金属製のものであったはず。
CIMG6332.jpg
なのに、これについているのは、後のモデルであるオプティマス8R(以下8R)と同じハンドル型ではないか?

8と8R,このふたつ、ハンドルの違いの他に、見た目はわからないバーナー内部の機構が異なっていて、
後継機種である8Rには、バーナー内部に自動クリーニング装置が内蔵されているのです

そこでなんかいやな予感がしたので、バーナー部を調べてみると、
CIMG6328.jpg
8にはないはずのクリーニングニードルが装着されているではないか!
「げげ!やっぱ8Rのバーナーじゃん!」

ということはこれ、8のケースを利用したニコイチ?!

でもまてよ…
8Rならタンクはこういうメッキでなく↓のような真鍮で、フィラーキャップの形状も違う。
CIMG5146.jpg

ということは、バーナー部だけを取り換えた?
いや、そんなめんどくさいことする?
(というか、タンクとバーナーには分解した形跡が全くない。)

そこで気になっていろいろ調べていると、意外な事実が発覚しました。

実は8が8Rに進化した際には、前述のようにクリーニング機構が追加されたわけですが、
当時この機構の特許は別の会社が所有しており、おいそれと装着することはできませんでした。
ですが、後にこの特許を有する会社を、オプティマス社が吸収することにより、その特許も取得し、
そうして、この機構を取り入れた8Rが開発されたのです。

*注1* 吸収前である50年代半ば過ぎ頃から、8Rがラインナップされているようですので、
吸収に先立って特許を使用していたようであります。

そしてその吸収がなされた直後のわずかな期間のみ、
ケースとタンクが8仕様で、バーナー部が8Rのものがつくられ「8R」として市場に出たとのこと。
(その際ケースの「8」という部分は会社のロゴの入ったシールで隠されていたそうです。)
なるほど、手持ちの部品を無駄にはできないものね。

そしてその吸収が行われた年を調べると、1963年…

(・∀・)「わしの生まれた年やん!?」

そうなるともう、これに一気に愛着が湧いてしまったので、
きれいにして売り飛ばそうという考えは消え失せて、私の大切な一台に仲間入り♪
(前述の注1から考えると、このモデルは1963年以前、恐らく50年代後半であろうと思われます。)

そういや、あのカブ(↓)も直している最中63年式と分かり、一層作業に熱入ったな~。
http://hisuaki.inukubou.com/old/bike/baiku31.html
なんかこう、生まれ年製造のものって惹かれるんですよね~。
(=^^=)ゞ

ついでの話なんですが…
その後製造された、先ほどの特許のクリーニングニードルを装着したモデルは、
「№8」が「8R]になったように、モデル名の後ろに「R」をつけて「○○R」命名されることとなりました。
実は、この時オプティマスに吸収された会社がRADIUS(ラディウス)社であったので、
敬意をこめ、この会社名の頭文字である「R」を採用したということらしいのです。

本当かどうかは分かりませんが、本当ならなかなか粋な話ですよね。

で、実はこのラデイウスは私の最も好きなブランドのため、
一層このストーブが特別に思えて来ちゃいました。
(=^^=)ゞ


*追記*

下記のコメントで、このモデルの正式名称を「Optimus 8RF」とお教えいただきました。
そこで調べてみると、実はこのモデルの前のモデル、
つまり№8の最終型の名前が「8F」で、
それにニードルが付き「8RF」となったようです。
そして、このモデルの後は、おなじみのケースとタンクに変更され「8R」となったわけですね。

こぢさん情報どうもありがとうございました。
(*^人^*)


【ストーブのコーナー目次はこちら】
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コメント

ヘンタイ仲間を

紹介するので、宜しく頼んます。
あっ、大好きな赤いちっちゃいクルマのオーナーですよー
まだ動かないけど…

Re: ヘンタイ仲間を

はいどうもありがとうございました!
赤い車?
なんでしょう?
楽しみですね!

分離成功

タンクとパイプ分離に成功しました.この記事と同じく,メッキタンク,線入り燃料キャップ,ニードル付きなんです.ここまでは良いのですが,外して取り出したウィックに金属メッシュのストレーナーが付いておりました.この時期のモノにはストレーナー付いていたのでしょうか,それとも前任者が分解してつけたモノなのでしょうか,ご存じでしたら,お教えください.

Re: 分離成功

こんにちは。
無事分離できたようでなによりです。
この時代の8Rは素材も作りもよいので、大切に愛用なさってくださいね。

さて、ストレナーですが、これは初期のものは結構見ますね。
以降はコストカットの関係で付けられなくなったのではないかと勝手に思っております。

No8

No8にも8Rと同じくニードル付きあるのですね。ここで又質問なんですが、No8でニードル付き、タンクは真鍮、キャップも真鍮でマイナスヘッドというのもありなんですか?No8だとタンクはメッキだけだと思っていたのですが。

Re: No8

これはケースこそ№8ですが、ものとしての分類は8Rなのですよ。
8Rの初期には、№8のパーツの在庫がたくさんあったので、
「ケースのマークはシールでごまかせばいいんじゃない?」
ということで、№8のロゴの上に8Rのロゴシールを貼って出荷したのです。
で、それが長年のうちにシールがはがれたというわけ♪
だから同じような理由で、真鍮のそれらのパーツが組み込まれた№8のケースに入った「8R]もあるかもしれませんね、。
でもあくまでも、それらはニードルを持った時点で8Rなのですよ。

8R

ebayで結構安く程度のいいビックホイールの8Rを手に入れたんですけど・・・

安全弁、フィラーキャップのパッキン交換して、グラファイトパッキンのチェックも完了し、タンクを覗き込んでみるとウイックがないことが判明。ウイックを作成し組み上げてガソリンを入れてみると・・・ニップルからガソリンが噴き出て止まらない~~。
何度もチェックしたのに・・・
スピンドルも大丈夫、ニードルとのかみ合わせも大丈夫だったのにと3日ほど悩みました。
結果は、ニードルの破損。ギア山の一番下側がなかったためでした。ここが壊れてるの初めて見ました。

Re: 8R

こんにちは。
ビックホイールいいですね!
(うちにも直さなきゃいけないのが数台転がっております!)

で、なるほど今回はそういうわけありだったのですね。
ま、海外ではこういうのはよくあることですよね♪

そして原因はニードルのギアかけ。
これ実はけっこうありますよ。
完全にかけていなくとも、段差が摩耗し役立たないのや、
微妙にサイズが合わず空回りするのとかいろいろなケースがあります。
で、そうなると、思っているより落ちすぎるから、
それがつっかえてしまって、スピンドルが奥に収まりきらずバルブが閉じなくなるんですよ。
8Rというよりは、コピー品のロシア製R1で何度か経験しました。
今でもその症状の一台は手元にあり、ニードル無しで使用しています。
まあ、白ガス使用している限りはそうそう詰まることもないし、
プレヒートも早く済むので、結構便利といえば便利です。

最近はニードルも高価なので、そういう使い方でもいいかなとか思っております。

スピンドル

はじめまして。

最近コレと同じ8Rを入手しまして
調べていたらたどり着きました。

ひとつ教えて頂きたいのですが、
スピンドルの長さは、普通の8Rと
同じですか?
私のモノは、先端からニップルが掛かる
部分までが長く8R用だと、短いのです。

(私のモノは、ニコいち?)

古い記事にコメント付けて申し訳ありません。
元箱に記されていた型番は、
 [Optimus 8RF] でした。



Re: スピンドル

初めまして、こんにちは。
おや!元箱入りの8Rとはすばらしい!
それを手に入れることができただなんてなんてラッキー!
素晴らしいものを入手されましたね。
(それにしても良く残っていたものですね。)

さて、スピンドルの長さですが…

どうだったかな~?
手入れした時にはそういう印象は特になかったですが、
それは気にしていなかっただけで比べたらそうなのかも??
今手元にあればばらして見れるのですが、
ガレージに持って行ってしまっているので…

そいうわけで、今度機会があれば見てみますね。
(*^人^*)

>古い記事にコメント付けて申し訳ありません。
いえいえ、こういう感じでお教えいただき初めて気付くことも多いので、
これからもよろしくお願いいたします。
(*^人^*)

ちなみに、 [Optimus 8RF]という名前ですが、調べてみると、
この名称はこの機種だけで、以降は普通に8Rになります。
また、その名前の意味は、このモデルのニードル無しタイプ、
つまり№8の最終型が「8F」であったため、
それにニードルが付き「8RF」となったようです。
で、その後おなじみのケースとタンクに変更され「8R」となったわけですね。

またその「8F」ですが、8とも8Rとも違ったもののようで、
そういうことからスピンドルも違っていて、
その後8Rになった再改良されたという可能性もありますね。
この辺また調べてみたいと思います。


面白い話だったので、記事に追記させていただきました。
どうもありがとうございます。
(*^人^*)

続スピンドル

こんばんわ。
記事に追記していただき、有難う御座います。

8RFを普段使いにするのがもったいなくなり
新たに8Rを入手して確認したら、
やはり長い物が使われていました。

説明書の型番(#2189 123Rと同じ)が
間違っているみたいで、色々探したら
#2192にヒットしました。
お騒がせしました。

ウィックに金属ストレーナーが付いていると
書き込まれた方のも8RFだと思います。
手持ちのパーツリストの図解に記載されてました。
パーツNoは、今のNoと全く違うので
使い物になりませんが。

Re: 続スピンドル

こんにちは。
いえいえ、こちらこそどうもありがとうございました。
(*^人^*)

さて…
なるほどなるほど。
確かに貴重な箱入りは、ガンガン使うにはちょっと気が引けちゃいますよね。
だから私も、箱入り備品はそのまま棚の奥へ…
(=^^=)ゞ「根がコレクターなもんでね♪」

スピンドルはやはりその後の変更があったようですね。
でも、№8の時代から、大きな変更なく作り続けられ、
そして今もなお愛され続けている8シリーズはやはり名機!
そして、それをこうして使えるのは、本当に嬉しいことですよね♪

同い年の製造品近親感がひとしお!

あれから鉛パッキンは調子良く稼働しています!
あれで一応完成です!

ありがとうございました!

///////////
★同い年、、、
私もレンズで、、、、
其れを求め、、
今では既に飴色になったイエローフイルターになるコントラストの良いモノクロ用にと!

話題になった屈折率を上げる為にトリユームを入れた同い年の逸品を手に入れています!
近くでは3.5μSvありますが!

何も残らんけど!
此れは確かに遺る!、、、^_^!

mumyounoi さんへ

こんにちは。
完成おめでとうございます!
自作が調子よく動いてくれるのってたまらないですよね。
で、それと同じく、自分と同い年の愛用品もまた嬉しい!
私はカメラには疎いのでよくわかりませんが、
レンズが違うと画質に即出るでしょうから、
それで撮影した作品すべてが、特別なものになるのだろうなとはよくわかります。
末永く大切に愛用ください!
ヽ(^∀^)ノ

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