藤と刀 そして地獄
「藤の花が見たい!」
先日娘がそう言い出したのですが、あいにく近所ではもう藤の時期は終わってる。
だから、どこか山手にでも出かけてみようかと思っていたところ、
奥さんが、「只今満開!」という情報をネットで見つけてくれました。
そしてその場所を聞いて妙に納得。
そうか、「葛井寺」か。
葛井寺は、ふじいでらと読み、その名の通り、大阪府藤井寺市にあります。
というか、葛井寺があるから藤井市なんですな。
(なぜ「葛」を「ふじ」と読むかは後述します。)
でも藤井寺って、ここいらとそう気候もかわらへんのにまだ咲いてるの??
そう不思議な思いながらも出かけることに。
藤井寺は家から自転車でも行ける距離で、昔は今は無き近鉄バッファローズの本拠地藤井寺球場があったり、
最近では、バンドがらみで出かけていたライブハウスがあったり、
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-1017.html
なにより父親の家があることから昔からよく行っておりましたが、
実は「葛井寺」そのものに行くのは今回が初めてなのです。

うんうん、こじんまりした山門が、のどかな春空によく似合うな~♪
で、いざ門をくぐってみてビックリ!

満開じゃないですか~!♪

見事な白藤が晴天の春空に映える!

そして風が吹くたびに、満開の花房は涼しげに揺れ、甘酸っぱく爽やかな芳香が、風と共に流れます。
日差しはすごくコントラスとがきつくもう夏の様なのに、
この周辺だけは、爽やかに香りながら頬を撫でる涼やかな風が柔らかく、
それこそ日差しなんかどこ吹く風。
だから、藤棚の下から花を見上げていると、まるでまったく別の異世界にいるかのようで、
時間がすごくゆっくり流れていました。
ただ、香りに誘われやって来た蜂たちだけが、せかせかと忙しそうに飛び回っておりました。
あれ?でも…
見わたしてみると咲いているのはこの白藤ばかりで、いわゆる藤色、淡紫の藤の花の姿はどこにもなく、
ただその散って乾いた花弁だけが足元に敷き詰められておりました。
ということは、白藤は遅咲きで、やはり花の時期は少し遅かったのか…
そんな中、ちょっと寝坊して咲いている花を数房見つけました。

うん、やはりこの色!
実はの色は私の大好きな色の一つ。
そういうこともあり子供の頃はクレヨンの「ふじいろ」を絶対使わずきれいなままずっと持っておりました。
(つぼみが大好きな怪獣「大悪獣ギロン」に似てるのも大好きな理由でした。)
境内には白藤の数倍の規模の藤があるので、それらが咲いている光景はまたすごく素晴らしいのだろうな。
よし、来年も絶対来よう!
そして参拝しようとして見て気が付いた!
あ!あっちがほんとうの山門だったのか!
境内からまっすぐ伸びる参道の先には、びっくりするほどに立派な山門!
そこで思わず一旦表に出てじっくり拝見。

「こ・こんなに立派なお寺やったん?!」
考えればそれもそのはず、このお寺は飛鳥から奈良時代に栄えた由緒正しきお寺で、
その後も、南北朝時代に楠正成が陣を張るなど、歴史の舞台となった場所なんです。
(そのせいで、兵火によって過去に昔からの堂塔は消失。)
いやはや、本当にすごい歴史的建造物なんですな~!
近所にある四天王寺さんや、あびこさん、住吉さんもそうなんですが、
身近すぎるとついつい軽んじてしまいがちになっちゃって、その価値を正しく理解できなくなるんですよね。
反省!
さて、実はこの歴史の古さが、初めにちょろっとお話した、「葛井寺」が「くずいでら」でなく「ふじいでら」である理由なのです。
というのも「葛」を「くず」と読みだしたのは奈良時代以降で、
それまでは「ふじ」と読み、「葛餅」でおなじみの「くず粉」も「くずは藤」というフジの根が原料でした。
実はクズ(カズラ)もフジも、同じマメ科の植物で、枯れた土地でもよく育ち、非常時の食料になりましたが、
多年草のクズに対して樹木であるフジは、その美しい花の姿もあってか、庭園に植えられることとなり、
山地に自生するクズとは別に「藤」の字をあてられたようであります。
ちなみついでに、クズとフジはサイズもよく似たツル性植物であるものの、
撒き方がそれぞれ左右別なので、絡み合って成長すると、こんがらがってどうしようもなくなるのです。
そういうところから、
感情がもつれ合い、自分でもどうにもならないような心情になることを、「葛藤」と言うのですよ。
その後お参りを済ませ、お守りを買ったりおみくじを引いたり、
そしてお茶屋さんで一服したりと、のんびり過ごしました。

だから、これは葛餅だけど「ふじ餅」と呼んでもいいのかもしんない♪

今年生まれの可愛らしい燕の子たちは賢くお留守番。
同じく賢くお留守番しているはずのうちのわんこ達にはもう少しだけ我慢してもらって、私たちはちょっと寄り道。
むかった先は、地元の隣町大阪市平野区。
ここは堺と同じく中世に自治都市として栄えたまち。
だから今でも少し入れば、旧家や古い町並みが残っております。
そんな中今回立ち寄ったのはこちら。

何やら由緒ありそうなお家ですが、じつはここ、旧家を改造したパン屋さん。
娘が「ここのパンが美味しい!」との情報を得たので、試しに買いに寄りました。
で、その御味の方はまた後ほどとして、
実はその後何気なく立ち寄ったお店でびっくり!どっきり!の体験が!

混じりけなく澄み切った氷のように涼やかに光る切っ先は、まぎれもなく日本刀。

幕末期、名のある武士の要請で作られた一本だそうで、見ていると引き込まれそうになります。
実はここは「刀博物館」。
博物館とはいうものの、いわゆる博物館とは少し違いまして、
実はこの一角は、、前述のように古い町並みや民家が残っていることから、
各商店が独自に「○○博物館」と銘うって本業以外の展示説明などを行っているのです。
(まあ、町おこしの一環ですね。)
で、今いるこのお店の本業は「刀研ぎ」。
そして、その作業場の一角でこのように日本刀を展示して、一般に公開してくれておられるのです。
私たち親子は元来こういうものが大好きですから、それこそ食い入るように眺めておりましたらば…
「実は今、ちょうど研ぎあがったこういうものがありますよ。」
と、ご主人がそういって取りだした一振りの刀。
実はこれ、あえて名を伏せますが、まず日本人ならだれでも知っている某有名人のもの。
近々その人が神様に奉納するためにと鍛え上げられた一本なのです。

まるでペイズリーのような細やかな文様の出方、もはや美術工芸品の域でしょう!
で、興味津々で眺めていると…
「持ってみたいでしょ?」
と、ご主人がおたずらっぽい表情で!
「こりゃもうもちろん!」ヽ(^∀^)ノ
そういうわけで、持ち主本人よりも先に手にする緊張と、
何より初めて本物の日本刀を持つという緊張とで、やや汗ばんだ両手でしかりささえつつ握ってみると…
「こりゃすごい!」
ずっしりと重いはずなのに、やたらバランスがいい。
「あかん!これはあかん!」
無性に振りたく、何かを切りたくなってきてしまう!
これは娘も同じように感じたようでした。
だから、よく刀を手にして、つい人を切ってしまったとかいう話を聞くけど、
その気持ちがわからんでもないなと思いました。
そしてまた…
「あかん!これはあかん!」
無性に、ただただ単純にこれが欲し!
絶対に使い道などないのに、見ていて、そして手にしてしまうと、これがすごく欲しい!
時計やアクセサリー、そして貴金属にまったく興味のない私ですが、
それらを欲しがる人の気持ちが何となくわかったような気がしました。
それほどまでに、この研ぎ澄まされ、磨き上げられた鉄の塊は恐ろしいまでの魅力に満ちておりました。
本当に良い経験をさせていただきました。
御主人本当にありがとうございます。
(*^人^*)

日本刀つくりは完全分業。
だから、各工程ごとに匠がおられるわけですね。
というわけで、刀に魅了された私は、
ついに我慢しきれず、そのまま刀を奪い取っては、それを大きく振りかざしたまま町に走りだしました!

はい、ごめんなさい!うそでした!
だから舌を抜かないでください!
(*^人^*)
こちらも同じく平野にある全興寺。

地獄を体験できる「地獄堂」や、昔懐かしい駄菓子屋さんを再現した「駄菓子博物館」などがあり、
また商店街のアーケード沿いにあることもあり、いつも地元の方でにぎわっております。
以前からよく話には聞いておりましたが訪れるのは初めて。
でも噂通りとても素晴らしいお寺。
いや、言い方がおかしくて失礼かもしれないけれど、「おもしろく」「たのしい」お寺!
前述の「地獄堂」は迫力満点で、ありゃ絶対子供は無く、叫ぶ!
また地獄があるならと設置された「極楽堂」は、これまたすごい!
真夏の暑い日なんか最高ではないだろうか?
(詳細はご自分でお調べください)
でも私が驚いたのは、そうした設備以外の境内の様子。
きれいに手入れされた草木が茂る庭、子供の手がき看板のあるメダカの泳ぐ小さな池。
自由に押し出して体験できる手押しポンプ。
そのどれもが、地元の小さな子供たちが、大喜びで遊んでいる姿が目に浮かぶような、
そんな、暖かいお寺の風景。
大昔、お寺がみんなの集まる場所であったり、子供の学び場や遊び場であったりしたころ、
その頃はきっと全国のあちこちにこういうお寺があったのだろうな、
とそう感じさせる素敵なお寺でありました。

この石の穴に頭を突っ込むと、地獄の釜の音が聞こえます。

どんな音かはぜひご自分でお試しを!
できたら女性はミニスカートで試してみてね。
耳元は地獄でも、背後からの眺めは極楽だから♪
φ(._*)☆\(-_-)
全興寺HP
http://www.senkouji.net/museum/museum.html
で、帰宅後はお留守番のわんこ達とお散歩!
二手に分かれて散歩の出たら、途中でばったり!

「こ~こ~に~、おったんか~~!」
「あ!ぽち君たちですよ!」
いつも家で一緒なのに、こうして表で会うとテンションMAXなのはなぜでしょうね?
可愛らしい月見草(桃色昼咲月見草)が嬉しそうに咲いていたので写真を撮っていると。

「私も嬉しい~♪」
チップが嬉しそうな顔をして寄って来たので撮影しようと思ったら、
すぐにすっと逃げてしまいました。
このように、どの子もカメラを向けると逃げていくのはなぜなんでしょうね?

お昼に買ったパンは噂通りすごく美味しかった♪
特にはちみつパン(下)は驚くほどにきめ細やかでしっとり!
いろんな具の入った惣菜パンでなく、こういうプレーンなパンが美味しいお店こそ、美味しいパン屋さんだと思います。
こちらも美味しい♪

お昼間大阪に遊びに来ていたなんはんさんがお土産において行ってくれました。
さくっと香ばしいバタークッキーに、濃厚なカラメルをまとったアーモンドが絡んで激ウマ!
いつもほんとにありがとう。
(*^人^*)
とまあ、このようにばたばたと動き回った一日でしたが、
しっかりこういうのにも乗って遊んでおりました。

やっぱ、気持のいい日にはバイクが一番!
先日娘がそう言い出したのですが、あいにく近所ではもう藤の時期は終わってる。
だから、どこか山手にでも出かけてみようかと思っていたところ、
奥さんが、「只今満開!」という情報をネットで見つけてくれました。
そしてその場所を聞いて妙に納得。
そうか、「葛井寺」か。
葛井寺は、ふじいでらと読み、その名の通り、大阪府藤井寺市にあります。
というか、葛井寺があるから藤井市なんですな。
(なぜ「葛」を「ふじ」と読むかは後述します。)
でも藤井寺って、ここいらとそう気候もかわらへんのにまだ咲いてるの??
そう不思議な思いながらも出かけることに。
藤井寺は家から自転車でも行ける距離で、昔は今は無き近鉄バッファローズの本拠地藤井寺球場があったり、
最近では、バンドがらみで出かけていたライブハウスがあったり、
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-1017.html
なにより父親の家があることから昔からよく行っておりましたが、
実は「葛井寺」そのものに行くのは今回が初めてなのです。

うんうん、こじんまりした山門が、のどかな春空によく似合うな~♪
で、いざ門をくぐってみてビックリ!

満開じゃないですか~!♪

見事な白藤が晴天の春空に映える!

そして風が吹くたびに、満開の花房は涼しげに揺れ、甘酸っぱく爽やかな芳香が、風と共に流れます。
日差しはすごくコントラスとがきつくもう夏の様なのに、
この周辺だけは、爽やかに香りながら頬を撫でる涼やかな風が柔らかく、
それこそ日差しなんかどこ吹く風。
だから、藤棚の下から花を見上げていると、まるでまったく別の異世界にいるかのようで、
時間がすごくゆっくり流れていました。
ただ、香りに誘われやって来た蜂たちだけが、せかせかと忙しそうに飛び回っておりました。
あれ?でも…
見わたしてみると咲いているのはこの白藤ばかりで、いわゆる藤色、淡紫の藤の花の姿はどこにもなく、
ただその散って乾いた花弁だけが足元に敷き詰められておりました。
ということは、白藤は遅咲きで、やはり花の時期は少し遅かったのか…
そんな中、ちょっと寝坊して咲いている花を数房見つけました。

うん、やはりこの色!
実はの色は私の大好きな色の一つ。
そういうこともあり子供の頃はクレヨンの「ふじいろ」を絶対使わずきれいなままずっと持っておりました。
(つぼみが大好きな怪獣「大悪獣ギロン」に似てるのも大好きな理由でした。)
境内には白藤の数倍の規模の藤があるので、それらが咲いている光景はまたすごく素晴らしいのだろうな。
よし、来年も絶対来よう!
そして参拝しようとして見て気が付いた!
あ!あっちがほんとうの山門だったのか!
境内からまっすぐ伸びる参道の先には、びっくりするほどに立派な山門!
そこで思わず一旦表に出てじっくり拝見。

「こ・こんなに立派なお寺やったん?!」
考えればそれもそのはず、このお寺は飛鳥から奈良時代に栄えた由緒正しきお寺で、
その後も、南北朝時代に楠正成が陣を張るなど、歴史の舞台となった場所なんです。
(そのせいで、兵火によって過去に昔からの堂塔は消失。)
いやはや、本当にすごい歴史的建造物なんですな~!
近所にある四天王寺さんや、あびこさん、住吉さんもそうなんですが、
身近すぎるとついつい軽んじてしまいがちになっちゃって、その価値を正しく理解できなくなるんですよね。
反省!
さて、実はこの歴史の古さが、初めにちょろっとお話した、「葛井寺」が「くずいでら」でなく「ふじいでら」である理由なのです。
というのも「葛」を「くず」と読みだしたのは奈良時代以降で、
それまでは「ふじ」と読み、「葛餅」でおなじみの「くず粉」も「くずは藤」というフジの根が原料でした。
実はクズ(カズラ)もフジも、同じマメ科の植物で、枯れた土地でもよく育ち、非常時の食料になりましたが、
多年草のクズに対して樹木であるフジは、その美しい花の姿もあってか、庭園に植えられることとなり、
山地に自生するクズとは別に「藤」の字をあてられたようであります。
ちなみついでに、クズとフジはサイズもよく似たツル性植物であるものの、
撒き方がそれぞれ左右別なので、絡み合って成長すると、こんがらがってどうしようもなくなるのです。
そういうところから、
感情がもつれ合い、自分でもどうにもならないような心情になることを、「葛藤」と言うのですよ。
その後お参りを済ませ、お守りを買ったりおみくじを引いたり、
そしてお茶屋さんで一服したりと、のんびり過ごしました。

だから、これは葛餅だけど「ふじ餅」と呼んでもいいのかもしんない♪

今年生まれの可愛らしい燕の子たちは賢くお留守番。
同じく賢くお留守番しているはずのうちのわんこ達にはもう少しだけ我慢してもらって、私たちはちょっと寄り道。
むかった先は、地元の隣町大阪市平野区。
ここは堺と同じく中世に自治都市として栄えたまち。
だから今でも少し入れば、旧家や古い町並みが残っております。
そんな中今回立ち寄ったのはこちら。

何やら由緒ありそうなお家ですが、じつはここ、旧家を改造したパン屋さん。
娘が「ここのパンが美味しい!」との情報を得たので、試しに買いに寄りました。
で、その御味の方はまた後ほどとして、
実はその後何気なく立ち寄ったお店でびっくり!どっきり!の体験が!

混じりけなく澄み切った氷のように涼やかに光る切っ先は、まぎれもなく日本刀。

幕末期、名のある武士の要請で作られた一本だそうで、見ていると引き込まれそうになります。
実はここは「刀博物館」。
博物館とはいうものの、いわゆる博物館とは少し違いまして、
実はこの一角は、、前述のように古い町並みや民家が残っていることから、
各商店が独自に「○○博物館」と銘うって本業以外の展示説明などを行っているのです。
(まあ、町おこしの一環ですね。)
で、今いるこのお店の本業は「刀研ぎ」。
そして、その作業場の一角でこのように日本刀を展示して、一般に公開してくれておられるのです。
私たち親子は元来こういうものが大好きですから、それこそ食い入るように眺めておりましたらば…
「実は今、ちょうど研ぎあがったこういうものがありますよ。」
と、ご主人がそういって取りだした一振りの刀。
実はこれ、あえて名を伏せますが、まず日本人ならだれでも知っている某有名人のもの。
近々その人が神様に奉納するためにと鍛え上げられた一本なのです。

まるでペイズリーのような細やかな文様の出方、もはや美術工芸品の域でしょう!
で、興味津々で眺めていると…
「持ってみたいでしょ?」
と、ご主人がおたずらっぽい表情で!
「こりゃもうもちろん!」ヽ(^∀^)ノ
そういうわけで、持ち主本人よりも先に手にする緊張と、
何より初めて本物の日本刀を持つという緊張とで、やや汗ばんだ両手でしかりささえつつ握ってみると…
「こりゃすごい!」
ずっしりと重いはずなのに、やたらバランスがいい。
「あかん!これはあかん!」
無性に振りたく、何かを切りたくなってきてしまう!
これは娘も同じように感じたようでした。
だから、よく刀を手にして、つい人を切ってしまったとかいう話を聞くけど、
その気持ちがわからんでもないなと思いました。
そしてまた…
「あかん!これはあかん!」
無性に、ただただ単純にこれが欲し!
絶対に使い道などないのに、見ていて、そして手にしてしまうと、これがすごく欲しい!
時計やアクセサリー、そして貴金属にまったく興味のない私ですが、
それらを欲しがる人の気持ちが何となくわかったような気がしました。
それほどまでに、この研ぎ澄まされ、磨き上げられた鉄の塊は恐ろしいまでの魅力に満ちておりました。
本当に良い経験をさせていただきました。
御主人本当にありがとうございます。
(*^人^*)

日本刀つくりは完全分業。
だから、各工程ごとに匠がおられるわけですね。
というわけで、刀に魅了された私は、
ついに我慢しきれず、そのまま刀を奪い取っては、それを大きく振りかざしたまま町に走りだしました!

はい、ごめんなさい!うそでした!
だから舌を抜かないでください!
(*^人^*)
こちらも同じく平野にある全興寺。

地獄を体験できる「地獄堂」や、昔懐かしい駄菓子屋さんを再現した「駄菓子博物館」などがあり、
また商店街のアーケード沿いにあることもあり、いつも地元の方でにぎわっております。
以前からよく話には聞いておりましたが訪れるのは初めて。
でも噂通りとても素晴らしいお寺。
いや、言い方がおかしくて失礼かもしれないけれど、「おもしろく」「たのしい」お寺!
前述の「地獄堂」は迫力満点で、ありゃ絶対子供は無く、叫ぶ!
また地獄があるならと設置された「極楽堂」は、これまたすごい!
真夏の暑い日なんか最高ではないだろうか?
(詳細はご自分でお調べください)
でも私が驚いたのは、そうした設備以外の境内の様子。
きれいに手入れされた草木が茂る庭、子供の手がき看板のあるメダカの泳ぐ小さな池。
自由に押し出して体験できる手押しポンプ。
そのどれもが、地元の小さな子供たちが、大喜びで遊んでいる姿が目に浮かぶような、
そんな、暖かいお寺の風景。
大昔、お寺がみんなの集まる場所であったり、子供の学び場や遊び場であったりしたころ、
その頃はきっと全国のあちこちにこういうお寺があったのだろうな、
とそう感じさせる素敵なお寺でありました。

この石の穴に頭を突っ込むと、地獄の釜の音が聞こえます。

どんな音かはぜひご自分でお試しを!
できたら女性はミニスカートで試してみてね。
耳元は地獄でも、背後からの眺めは極楽だから♪
φ(._*)☆\(-_-)
全興寺HP
http://www.senkouji.net/museum/museum.html
で、帰宅後はお留守番のわんこ達とお散歩!
二手に分かれて散歩の出たら、途中でばったり!

「こ~こ~に~、おったんか~~!」
「あ!ぽち君たちですよ!」
いつも家で一緒なのに、こうして表で会うとテンションMAXなのはなぜでしょうね?
可愛らしい月見草(桃色昼咲月見草)が嬉しそうに咲いていたので写真を撮っていると。

「私も嬉しい~♪」
チップが嬉しそうな顔をして寄って来たので撮影しようと思ったら、
すぐにすっと逃げてしまいました。
このように、どの子もカメラを向けると逃げていくのはなぜなんでしょうね?

お昼に買ったパンは噂通りすごく美味しかった♪
特にはちみつパン(下)は驚くほどにきめ細やかでしっとり!
いろんな具の入った惣菜パンでなく、こういうプレーンなパンが美味しいお店こそ、美味しいパン屋さんだと思います。
こちらも美味しい♪

お昼間大阪に遊びに来ていたなんはんさんがお土産において行ってくれました。
さくっと香ばしいバタークッキーに、濃厚なカラメルをまとったアーモンドが絡んで激ウマ!
いつもほんとにありがとう。
(*^人^*)
とまあ、このようにばたばたと動き回った一日でしたが、
しっかりこういうのにも乗って遊んでおりました。

やっぱ、気持のいい日にはバイクが一番!
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