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ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2018-08

軍用と民生版 ~VESTA 民生版~

過去に何度かご紹介しているフランスのストーブVESTAですが、
実はそれらは軍用で、今回は一般向けに市販された民生版です。

とはいえ、その差はほとんどなく…

DSCN0081_20180811164346734.jpg
唯一の違いはこのカラーリングのみ。

軍用は少しメタリックがかったグレーでしたから、
そちらに比べるとかなりポップでかわいい感じですね。

でも違いは本当にそれだけで、バーナートップや、
DSCN0083.jpg

タンクまわりを見ても、
DSCN0084.jpg
材質も含め違いは全くないように見えます。

これはやはり、同じ品物を塗り替えただけのようですね。

実は軍用と民生版のあるストーブというのは結構多いのですが、
やはり同様にカラーリングを変えているだけどか、
またはケースを変えているだけというのが多いようです。
確かにコスト面などから考えれば、それが一番合理的ですもんね。

でも思えば、そういうものは、最初に民生版があり、
のちにそれを軍用に転用したものが多いような気がします。
(ホエーブス625、オプティマス00、など)
さて、このVESTAの場合はどちらが先なんだろう?

しかしそういう中、ドイツのエンダース9060D9061とといったモデルでは、
民生版(9061)の本体やケースの構造などを変更し、
より扱いやすい軍用モデル(9061)を開発しておりますが、
それを民生版に反映することはなかったので、
コストよりも性能を優先し、軍用は特別扱いしてたのかなとか思わせます。
技術屋というか、職人というか、モノづくりへのこだわりとプライドを感じますね。

IMG_5819.jpg
エンダース9060D

CIMG8421.jpg
エンダース9061

またアメリカでは反対に、最初に軍用モデルがあり、それが好評で民生版が出るケースが多く、
その場合は、民生版はワンランク上の材質を使用し、デザインや構造も変更させた、
「ゴージャスな改良版」というべきものになっております。
M-1941コールマン520M-1950SMP製GS-18など)
これはおそらく、軍の装備は基本使い捨てなので生産性重視。
一方民生版は国民にもともとアウトドアの趣味が広く認知されており、
かつまた購買力も強かったため、
「魅力ある商品」としての差別化が必要であったからでしょうし、
一般の市場がそれだけ魅力あるものであった証拠なのだろうなと感じます。
この辺、さすが大衆が主役の国アメリカですね。

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M-1941

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コールマン520

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M-1950

SMP.jpg
GS-18

一方イギリスでは№2に対しては、そのままそっくりのストーブがありますが、
その他のモデルについてはあまり民生版を見たことがないので、
軍用の民生版、もしくは民生版の軍用転用もあまり考えられなかったのかなと思います。
実際民間のレジャー用ストーブは、昔ながらのUFOタイプがほとんどでしたから、
やはり「伝統を重んじる」お国柄なんでしょうかね?

そうそう、イギリスといえば軍用モデルの多くが灯油燃料なので、
これは車両との燃料共用を頭に入れた、こだわりなのかなという気がします。

こんなところにも、それぞれお国柄が出ているようで面白いなと思います。

そういうことを頭において今回のVESTAを見ると、
多少変態的(ニードルの構造など)ではあるものの独創的な軍用モデルを作り上げ、
よく見れば、それはほかの(より変態的な)フランス製ストーブ(一例)よりもコンパクトでよくできた、
いわゆる一般的なモデルだったため民生版も売り出すこになったのかなとか思っております。

だからそうなると、変にいじらずそのままだしてくれる方がいいですよね。
変に凝った装置を漬けられCDFのように変態度を増してしまってはたまらない!

な~んてね。

案外、単純にこのケース表面に誇らしげに刻印されたパテント(特許)の関係で、
余計なことができなかっただけかも?

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つぶれたねじ山

昨年秋、ある方よりストーブ修理の依頼がありました。
修理内容としては、タンクとチューブをつなぐジャムナットがしっかり止まらないので、
そこから燃料漏れを起こすというもの。

こちらが今回の患者さんフランス生まれのVESTAさん。
IMG_8284_2018070817251753d.jpg
ご覧のようにジャムナットはある程度まで手で締めこめるのですが、
チューブ-を固定するほどまでいかないのでぐらぐらの状態。
そしてさらに締めこもうとレンチをかけると、スカッとした手応えで空回りをしてしまう。

これはつまり、書き込み始め辺りのねじ山に悪い癖がついてしまい、
そこで山同士がかみ合わなくなっている状態。

そこでジャムナットを外しねじ山を確認すると…
IMG_9198_20180708172519b6a.jpg
やはり最初の部分の山の頂点がほとんど削れて丸くなっている。
(前半分後ろ半分で、ねじ山の見た目の太さが違っているのがよくわかりますね。)

こういう場合は不通修正用のダイスなどを用いてねじ山を修正すればいいのですが、
あいにくこれに合うようなサイズのものは探してみても見当たらない。
また仮に大きさが合うものがあったとしても、ピッチが今の規格と違うため使えない!

そこで、このような修正器具を買ってみてチャレンジしてみました。
IMG_9200.jpg
これならある程度ピッチを無視できるはず。

しかし!

若干かみ合うようにはなったものの、やはり最後まで締めこむと相変わらず空回りを始める。
そこで、最も締めこめる位置に合うようにガスケットで調整したりもしましたが、
手で力をこめれば簡単に緩むような状態のため、とてもじゃないが実用不可!

そこで子のねじ山をあきらめて、タンクの内側にねじを切る方法や、
パイプを差し込みそれを固定する方法などいろいろ考えたのですが、
どれもこれも信頼性に欠けるので、
最終的に溶接しちゃう?と。

実は当初から依頼主さんにも、
どうしても無理なら溶接でもOKとのお言葉をいただいていたのです。

そういうわけで、友人の個人教授さんに溶接を依頼すると、

「う~ん。これ何とかなるかもしれん。」

と、持ち帰りちょいと作業してくださいました。

で、その結果がこれ!
IMG_2429_20180708172522435.jpg

先ほどの画像と比べていただくとお分かりになると思いますが、
ねじ部が若干短くなっております。
つまり、ねじのつぶれた山の部分を切り落とちゃったというわけ。
修正できないのなら取り除いて、つぶれていない山を使えばいいさ!
と、そういうわけですよね。

とはいえ、この部分は残すねじ山をつぶさないよう慎重にカットしたうえで、
接合部もキレイに面取りをし、そののちとっつき部分緒ねじ山を整えねばならないので、
難しいうえに面倒くさい。

しかしおかげさまでこのように!

IMG_2437_201807081725237e4.jpg
しっかり固定!

念のため、間に薄手の鉛ガスケットをこしらえて挟み込んであるので、
これでもう漏れは大丈夫だと思います。


そういうわけで、めでたく完成したので、
私の手持ちのVESTAと並べて記念写真を撮ろうとしたら…

IMG_2447_201807081725255eb.jpg
あれ?これだけケースの開き方が逆向きだ!

今までいくつかいじってきたストーブですが、この方向の開き方のは初めて目にします。
民生用は塗装の色を変えている(グリーン)だけのようだし?

ちなみに、ケースにある刻印などはみな同一で、

VESTA CAMPING (ヴェスタキャンプ)
FJ PARIS(FJパリ)
MARQUE DEPOSEE(商標)
UNIS FRANCE(ユナイテッドフランス)
BREVET 517684(特許517684)

と、一般的なもので、製造ねにゃモデルに関するものはなし。

もしかしてかなりレアなもの?
そう思いざっとネットで検索してみると、多くはないもののそこそこある様子。
ということは、年式やロットによる差異?

もしそうだとしたら、案外いい加減だねおフランスさんは。

とはいえ、やはりレアなのは間違いないので、どうぞ大事にご使用いただきたいです。

(=^^=)ゞ

あると便利? ~ヤカン~

「あると便利なものは、なくても困らない。」
とはよく言われることですが、これは確かにそうだなとは思います。
でもやはり「あると便利」というこの魅力は捨てがたい。

そんなわけで、山道具でいつもあればいいなと思いながらも、
一度も持って行かなかったものがいくつかあるわけで、
思い起こせばそのほとんどが調理用具。
たとえば、ピーラー(皮むき)、包丁まな板、など。
これらはナイフと段ボールで代用できるから、なんだかんだ言いながらも、
あえて、荷物を増やしてまでもっていきたくはなかったもの。

ですが、これだけは毎回、「あればよいな~。」とそう思っていたのです。

それがこれ。
IMG_2335.jpg
ザ・ヤカン(薬缶)

そう、この道具はお湯を沸かすだけのもので、
煮込みや炒め煮は使えないから、
実際はコッフェル(鍋)があればそれだけでことが足りるわけ。
とはいえ、ことお湯を沸かして使うとなれば、
これ以上便利で使いやすいものはない!

だって、コッフェルだと蓋をしない限り、湯気が逃げてお湯が沸くのに時間がかかるし、
また風でも吹けばお湯にチリやごみ、時には虫が入り込む。
また、お湯が沸いた後、カップなどにお湯を移す際も、慎重にせねばこぼしてしまう。
だけどヤカンだとそういうことがない!
ふたを閉めれるので、蒸気も熱も逃がさないので大量のお湯でも早く沸かせるし、
異物混入もシャットアウトできる!
また、微妙な量も楽にお湯を注げるので、
珈琲のドリップや、お湯割りを作る際など非常に便利!

そして何より、取っ手が上部にあるので、コッフェルなどではかなりめんどくさい、
焚火などの直火でも楽にお湯が沸かせる。

だから実は、このヤカンも底はすすで真っ黒なんです。
IMG_2336.jpg
だれだ?腹黒いなんて言う人は!

そういうわけで、私は近頃スペースに余裕のある時は、ヤカンをもっていっているのですが、
最近は、ヤカンも進化して底面に熱効率の良い加工を施してあったりするから、
予想以上に早くお湯が沸き、結果燃料の節約もできたりします。

IMG_2493.jpg
これなどは底面にラジエターのような細かいフィンがついているので、
非常に熱効率が良いのです。(詳しくはこちらを。)

さてソンナヤカンの中でも、今回のこいつはちょいと変わり者。
実は最初の画像をよく見てもらえるとわかるのですが、
これには、いわゆるふたがないのです。
で、代わりに注ぎ口にフタがある。
IMG_2334.jpg
しかも、ねじ込み式で密封可能。

これはつまりどういうことかといいますと、
このヤカンは水を入れたまま持ち歩ける、つまり水筒兼用ということなんです。
(軍用では反対のアイディアで直火にかけれる水筒がいくつもありますね。)

だから今まで水を持ち運ぶために必要だったポリタンクが不要になるから、
ある意味省スペースが可能というわけ。
便利でしょう?

ですが、当然長所は短所でもあるわけで、
・うっかりすると吹きこぼす。
・水が満タンの場合、少量のお湯を沸かすのが面倒。
(余分の水をどこかに移動させておく必要がある。)
・内部を洗うのが少々めんどくさい。
などなど…

しかも最近は、ペットボトルをはじめ、蛇腹式の水タンクなども安価であるから、
もはや大きなポリタンクや水筒を持ち歩かなくなってしまったので、
このヤカンのアドバンテージはどんどん減る一方…

とはいえ、
どうにもこうにも、好きなんですよね、このヤカン♪

だって、なんだか楽しいのですよ!

だから、「あると便利」はなくとも我慢できるけれど
「あると楽しい」は、ないと物足りないから、
少々かさばっても、こういうものはやはり持ち出したくなるんですよね。

だって、こういうのって趣味だから、遊びだから、
そういう余裕があってこそのもんですもん♪



アルコールストーブ用ゴトク(酸っぱい葡萄)

先日、ふと見かけたのでこういうものを購入しました。

IMG_2307.jpg
車名のエンブレム?

いえいえ、実はこれアルコールストーブ用のゴトクなんです。
ご覧のように分離でき非常に小ぶり計量で、しかも安かったので使ってみたくなったのです。

そこで、さっそくセットして遊んでみようと思いストーブを取り出してみようとしたのですが…

あれ?

あれれ?

IMG_4722.jpg
これ、どこ行った??

以前取り寄せたスェーデン軍用メスキットのやつなんですが、
心当たりの場所を探してもそこにない。

あれれ??

確か2セット取り寄せて、1セットはきれいに磨いて友人にプレゼントした後、
自分用のも同様に磨きこんで楽しんでいたのに…

IMG_4749_2018060614371680e.jpg
こんな感じ。

でもそのあと、結構かさばるセットだったので、場所を移動させて…

あれ?

あれ?あれれ?いったいどこにしまったの?

そういうわけで、ゴトクが来たのにストーブがない!

一応同型の中華製セットがあるのだけれども、
それはいつか誰かにプレゼントしようと思い未使用新品なので、
今ここで使用するわけにはいかない。

ぐぬぬぬぬ…


そんなこんなで、もやもやしながらもゴトクをもてあそんでいると、
ふと空き缶が目に映った。

ん?
これこのまんま乗っけたらそれで行けるんじゃない?

IMG_2306.jpg
そうそう、これで固形燃料使用で…

ということは、のゴトクと固形燃料数個だけでいつでもお湯が沸かせるってことか…

いや~、なんだかよいことに気づいたな~♪

もし、ストーブをなくしておらず、ごとくを不通に使用していたら見逃してたかな~?

いやほんと、これというのも
ストーブ紛失したおかげやね~♪


と、ただいままさに酸っぱい葡萄


でも、本当にいったいどこにしまってしまったんだろう…


毎回こうだ!

はぁ…

ミニ火鉢

今回ご紹介するのはちょいと変わり種。

IMG_2127.jpg
純和風の火鉢です。

で、これのどこが変わっているのかといいますと…

IMG_2129.jpg
ほらっ!こんなにミニサイズ!


でもミニとはいえ、造りはしっかりしていて、
鉄瓶もゴトクもこのようにちゃんと使用できるようになっております。
IMG_2130.jpg
ちなみに、れっきとした南部鉄器とのこと。
(だから、これを使用すれば鉄分も補給できる!)

とはいえ、容量はかなり少ないので、お抹茶などに使うのがちょうどいいかも。
だから燃料も固形燃料を小分けにすればそれでいいか…

IMG_2131.jpg
だから収納スペースには、予備の燃料と、お茶を入れて、
そんでもって持ち出して屋外で使えば受けるかな?

などと想像を膨らませつつ、このかわいい鉄瓶を手に楽しんでおります。

(=^^=)ゞ

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