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ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2019-02

作業のヒント① ~抜き差し!~

ストーブのメンテをしていると、時折面倒でイライラすることがあります。
そういう場合でも、ちょっと工夫すれば、驚くほど簡単に作業が進みます。

今回は、私の経験を忘備録的に記録しておきます。

・スピンドルの引き抜き
グラファイトガスケットが固着したスピンドルは、引き抜きが非常に困難。
こういう場合は、手の力で引っ張って抜くことはほぼ無理だし、
最悪パーツや指を痛めます。
ですので、引き抜くのではなく、ねじの力で押し出すようにすれば苦労しません。
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この場合は、スタフィングボックスの上にワッシャーを数枚重ね、
その面の部分のスピンドルをバイスでくわえこんでおります。
この状態でスタフィングボックスを緩めていくと、
その力でスピンドルが押し出されてゆきます。

ホエーブスのように穴あきの丸軸タイプのスピンドルの場合は、
↓のようにピンでワッシャを固定して同様にボックスを緩めていきます。

IMG_2851.jpg

・ストレナーの引き抜き
こちらも固着している場合は引き抜きにくいのですが、
適当なサイズの木ねじをねじ込んでゆき、
そのねじを引っ張って抜くと案外きれいに抜き取れます。

ストレナー
この場合、このようにねじをバイスで固定し、
チューブを引っ張るようにすると確実。


・小さなマイナスねじの固定
サイレントヘッドの固定などに使われる小さなねじは、
ポロポロ落ちて作業がしづらいので、磁石を利用しドライバーに固定します。
IMG_3674_20161211170344fb6.jpg
ドライバーに磁石をくっつければ、その磁力でねじもこのように固定できます。


・パイプの絞り

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タンクの給油口が小さくて、手持ちのジョウゴが入らない!

M-1941(コールマン520)などは給油口が小さくて、市販のジョウゴが入らない場合がよくあります。
こういう場合専用品を買うのも面倒ですから、私は水飲みを利用しておりますが、
ジョウゴも使えるに越したことはないと考え…

もしかしたら、これで絞れるんじゃね?
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手にしているのは、電動ドリルにつけるユニバーサルのチャック。

これで、随時位置をずらしつつ、
慎重にキリキリ締めこんでみると…

DSCN1700.jpg
入った♪

きれいな円形の断面ではないのですが、それが空気の逃げ口になるのか、
ジョウゴからあふれるkともなく使い勝手が良い♪

これはなかなかによかったな♪
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でかいけど持ち出したい! ~英軍№12~

DSCN1727.jpg

過去にも何度か登場している英軍用ストーブ、クッカー№12。
「運べる厨房!?」 「サイレント化」 参照)
英軍はストーブを番号表記するようです、さすが007のお国柄!
ですので、とりあえず12機種はあるようなのですが、
いまだ目にしたことのない№の機種があるので、いつかはそれらも見てみたいものです。

とりあえずただいま手元には、
IMG_0088.jpg
№2
IMG_6494.jpg

IMG_1653_2016081516364217b.jpg

があります。

どれもこれもが、大げさなほどに頑丈で武骨な手つのケースに入っておりますでしょう?
手にするたびに、
「ちょいと、これ大げさすぎへん??」
と毎回思うのです。
英国人ってよっぽど慎重なのか、それとも取り扱いが雑なのか…?
でもまあ、その武骨さが魅力でもあるのですが。
(=^^=)ゞ

さて、とはいえこの中で普段もっともよく持ち出して使っているのは№7。
だって、最もコンパクトで、気がるにぽいっとカバンに放り込めるから、
主にバイクや自転車での持ち出しが多い私にとっては当然の選択。
とはいえ、ほかの機種も魅力にあふれているので、できることなら持ち出したい!

ですので、積む余裕のある大きなバイクの時はこれらを持ち出し遊んでおります。

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この時はハーレだったんで、ほかの荷物も積みこみ、
生豆から焙煎し本格的なコーヒーを淹れました。

さらにいえば車やメッサーだと大型の№2も№12も余裕♪
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トーチでプレヒートより

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ッサー クラッチワイヤー応急修理より


ですが、やはり私の普段の足は原付なので、
どうしてもこの手の大型ストーブは出番が少なく少し物足りないのです。

だからかな?
店番の合間のお昼ごはん時に活躍するのはこの手が多い。
そうなると結構嬉しく楽しくなるので、
ただのお湯沸かしがもはや「遊び」の域にまでグンっと跳ね上がる!

うん、楽しい♪


でもね、その楽しさの中にやっぱりこういう気持ちがわいてくるのよ。

「キャンプの現場で、
これを使いゆっくり晩飯作りたいな…」



だて、それだけのポテンシャルがある移動式厨房というべきストーブですもん。
ただ湯を沸かすのには、ちょいもったいないよね~。

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こんなに立派な専用コッフェルセットもあるんだし…


てなわけで…

そういう気持ちでやや悶々としながら楽しんでいる、お昼時の湯沸かし風景を動画でどうぞ。

(=^^=)ゞ






ポカ挽回! ~アルコールストーブセット~

おはようございます。
実は以蔵の傷口から再度出血があり、今朝も病院へ走り処置していただきました。
幸い当人は貧血もなく元気でケロッとしておりますが、今日明日は経過観察。
ですので、詳しい話はまた明日にでも。

そういうわけで、今日は気分転換にストーブのお話で。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、この日もいつものように河原でコーヒーを淹れるべく、
お気に入りのストーブを担いでいっていたのですが…

しまった!
コッフェルを忘れてきた!


こっフェルトは湯沸かし用の鍋のことで、
それがないと、いくらストーブがあってもお湯を沸かすことはできない!

あちゃ~、こりゃまたポカをやっちゃったもんだ~!
と、がっかりしていたんですが、
ん?そういや、アレも一緒に放り込んでいたっけ…

そう、先日たまたま掃除のときに出てきたアレも、カバンに放り込んでいたんです。
そのアレとは…

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コレ!


そう、ごくごくおいしいチチヤスのミルクコーヒー

ではなくて…

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自作アルコールストーブセット!

お気にいりの空き缶に、適当な空き缶やそのキャップで作った小さなストーブや、
アルミホイルの風防、を放り込んだミニミニセット。

ストーブはゴトク不要タイプだし、容器の缶はそのまま鍋になり、
キャップはそのままふたになるから

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このように簡単に使用可能!

で、シンプルなアルコールストーブなんで、
燃料を入れたら後は点火し、お湯が沸くのをしばし待つだけ。

てなわけで、待つこと数分

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グツグツ沸いた~♪

そういうわけで、

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無事コーヒーを淹れることができました。

てなわけで、見事ポカを挽回できたわけですが、
実はこのストーブ、以前自作アルコールストーブにはまっていた頃に作ったものの一つで、
本体は、ヘアスプレーの空き缶をぶった切ったものに穴をあけ、
底にはコーヒーのボトル缶のキャップを使用しております。
サイズが小さいので入れれる燃料の量も少しなんですが、
中にカーボンフェルトの切りくずをたくさん入れてあるために、
燃料を少々多めに入れることもできるのです。
だから、今回のように350cc程度のお湯を沸かすことも可能です。
(まあ、調子に乗って今回溢れさせておりましたが…)

そういうわけで、万が一使い終わってもまだフェルトに燃料がしみ込んでいる時などは…

DSCN2019.jpg
このようにビニールで密封すれば、しばらくの間なら再度点火可能です。

しかしまあ、たまたまといいますか、備えあれば憂いなしといいますか、
転ばぬ先の杖といいますか、先見の明といいますか、
なんにせよ、こうして予備のストーブを携行していてよかった~。

いっそ、各バイクごとにストーブセットを積んでおこうか?

ん?

そういや、このバイクにはいつもこれ(↓)を積んでいたんだった!
IMG_3834.jpg
エスビット

この時はすっかり忘れていたな~。

 いかんいかん…

あ!

でも、どっちみちコッヘルがなかったから結局一緒か…

(=^^=)ゞ

楽しいカスタム ~PAK-COOK CAMP STOVE(台湾123R)~

見た感じ、何かが違う123R
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コントロールキーに断熱用のゴムカバーが付いている?

そう、これは台湾製の123Rのコピー製品、PAK-COOK CAMP STOVEなのです。
以前安く売りだされていたので、
「123Rの部品取りにいかも…」
とそう思い購入したものの、いろいろあってそうはせず、
ただいま普段仕様の一台として活躍しております。
(その理由は後述)

とはいえ、この状態ではなくて、
CIMG6420_201412281342225c8.jpg
ただいまはこのような感じで改造されて働いております。
「敗者復活!~ミニGIストーブ~」参照のこと。

さて、そういうわけで、普段使いで結構ラフに扱っていたので、
最近スピンドルからの漏れ火が起こり、
それでも無視して使い続けていたらば、ミニハンドルが溶けてしまっちゃった!

これ結構使い勝手よかったのにな~。

そういうわけで、再度ハンドルを製作するついでに、
一度ばらしてきちんとメンテすることにしました。

さて、先ほど「123Rの部品取りにしないことにした」といいましたが、
その理由は大きく次の二点!

①ピッチや形状に相違点があり互換性がない。
②素材が粗悪で、妙に柔らかい。


そう、コピー製品でそっくりなものの、実は全く別物で互換性が全くない!
例えば、フィラーキャップやニップル、チューリップのねじピッチが違い、
タンクにある風防の固定用の出っ張りの数が3つ(オリジナルの123Rは4つ)
などなど…
以前ご紹介の8Rコピー(同じく台湾製)の時もそうだったけど、
こういう違いは、メイン輸出先であったアメリカのインチ基準だったりしたからかな?

で、問題はそういう違いよりむしろ素材の粗悪さ。
妙に柔らかい素材の上、部品制度が微妙なので、
固着やかじりつきがあった場合簡単に部品がゆがむ!

実はそういう理由もあって、できたらばらさずに使い続けたかったのです。

ですが今回はそうも言っておれないのでとりあえず慎重にばらす!

DSCN1475.jpg
案の定、ニップルと安全弁の固着がひどくてこずったものの何とか分解。

ニードルは初期の123Rと同じく背の高いタイプですが、
針の固定方法が、先端いパイプを打ち込みそこに針を固定するというもの。
これだと、うっかり針を折ってしまってもリカバリ可能でよいな♪

で、きれいに清掃し、新しいグラファイトガスケットを充填。

よし!

清掃前は重く鈍い操作感だったのがずいぶん軽くスムーズになりました。
とはいえ、やはり123Rに比べると、節度というか、なんというか…
やはり操作感が劣ります。
(実は先端部のテーパーも、123Rに比べると鈍い。)

でも、当初に比べれば格段に良くなったので、これで良し!

で、新しいミニハンドルを作って装着♪

DSCN1483.jpg
今度のハンドルは黒にしました♪

で、GIストーブのごとくを装着すれば、
DSCN1485.jpg
よし完成!

こんなわけで、途中つくりや素材の難点をグダグダ言いましたが、
つくり自体はしっかりしており、ほぼノーメンテで安心して使える良いストーブだと思います。

で、私のこの一台につきましては、当初のタンクのゆがみや汚れなどから、
もうきれいに使おうという気は失せてしまっているので、
そのことが、かえって気兼ねなくラフに扱える一台に。

実はそういうのは結構貴重でして…

急ぎや思い付きで出かける際、凹みや汚れのの恐れを気にせずに、
ポイっとカバンに放り込めるというのは、ある意味一つの性能であると思うのですよ。

CIMG8343.jpg
そんなわけで、過酷な原付ツーリングなんかの時にもよく出番があります。

そしてまた何より、ゴトクを流用しルックスを変えているという、
本当に簡単なカスタムであるにもかかわらず、
「あ~、なんかわしだけの特別な一台♪」
と、そう思えるので、妙に嬉しくなり、大切に思えてくるのですよね。

いつぞやのオプティマス111のなども単に色を塗り替えただけですが、
個人的にはかなりスペシャル感が増したので、こういうのも立派なカスタム♪

CIMG1920.jpg
塗装は、お手軽な割にイメージを激変できるので良い手法だと思います。


で、ストーブではないけれど、このゴリラも思うがままいじり倒しているので、
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「世界に唯一!わしのかっちょいい原付!」

と、そう思える大切な一台なのです。

DSCN1887.jpg
だから、カスタム同士こいつらの組み合わせは相性が良いのです♪


そんなわけで、最後に動画をどうぞ。
炎の様子は全く見えないけれど、音で雰囲気は伝わるかな?




シンプル・イズ・ザ・ベスト ~MONITOR CABINET №1~

現在でも多くの方々に愛用されている戦前の古い灯油ストーブ。
これらの多くは、たいてい今でも現役バリバリで大活躍しております。
というのも、その作りがよいこともありますが、
なんといってもその構造のシンプルさ!
それゆえにパッキン類や皮カップのメンテさえしっかりしておれば、
まずは快調に動き続けてくれるからです。

そういうわけで、今回登場のこれも、その製造は1930年台の英国製。
DSCN1677.jpg
ONITOR CABINET №1

風防兼ケースを展開すると…
DSCN1668.jpg
こんな感じで小ぶりの灯油ストーブが鎮座。

実はうちに来た当初、やけにエンテイせず火力が弱いなと感じていたのです。
むろん各消耗パーツはしっかりチェックしたつもりで…
ですが、ついうっかりヴァポライザー内部を見忘れていて、
そこにのストレナー欠品を後になって気づいた次第。
(この辺は、「96タイプのヴァポライザー」をご参照ください。)

そしてストレナーを新調したのちは快調の一語!
四季を通じて安定した火力を提供してくれる、頼れる一台になりました。

IMG_6097.jpg
山小屋最後の日も大活躍。

さて、これも前述通り本体はシンプルの極みで、バルブがないのはもちろんのこと、
タンク圧を抜くリリースバルブもないため、
消火や火力調整は、直接キャップを緩めて行います。

それゆえに、故障らしい故障は先ほどのようなパーツの欠品か、
物理的な損傷以外あまりありません。

また燃料も引火性の低い灯油のため、
保管や携行にあまり気を使わなくて済むからそれもよい。

また意外に知られていない事実ですが、
引火性の高いガソリンよりも、
より引火性の低い灯油のほうが潜在的なカロリーは高いため、
同量だと灯油のほうが火力は強いのです。
(だから、実はジェット燃料はほぼ灯油に近い成分)

それゆえか、いったん本燃焼に入ると、
気温の低さや風に対しても強い、芯の太い炎となります。

DSCN1662.jpg
日中でも目視できる青い炎。

そんなわけで、いまだにこの手のストーブの人気は高く、
世の中には、数々のハイテクなカートリッジ式ガスストーブなどが出回っている中で、
相変わらずの旧態依然としたこの手のモデルも根強くもてもて!

とはいえ、さすがにそんなに数多くのモデルがあるわけではないので、
この№1のような小型モデルは市販されておりません。
それゆえに、この手が欲しくなっても古いものを探さねばならなくなるわけですが…

その古い個体が結構元気だったりする!

そう、これはつまりこういうこと。

シンプル・イズ・ザ・ベスト!ヽ(^∀^)ノ


てなわけで…

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シンプルに乾杯♪


*おまけ動画*



*蛇足の話*

というわけで、これは1930年代、つまり今から90年近く昔のものになるのですが、
実は私のお店も、今年で創業90周年♪

ですので、何かイベントでもしようかとも思うのですが、
う~ん、売り出しくらいしか思いつかない…

まあ、でもやっぱシンプル・イズ・ザ・ベスト!
そういう簡単なのが一番かな?


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