ひす日記BBS

日々の出来事や、連絡事項

2017-11

ん?どこかで見たぞ! ~SELUS~ 

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「こんにちは、ぼくフランスから来たSELUSいいます。
あまり見かけん顔や思いますけど、よろしゅう頼みます。」



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「ちょっとまった!」
「はっ!あんたはアメリカのM-1942はん!(汗)」
「な~んか、あんたの顔見覚えあるでぇ…。」
「そんなことおまへんって~。」
「い~や、そんなことある!ちょい、こっち来て、腕広げてみてんか!」
「え~~~~。かんにんしてくださいよ~。」



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「ほれ!」
「はい…」
「ほれみてみぃ!わしそっくりやないかい!」
「すんまへ~ん!」


というわけで、このSELUSはまず確実にM-1942のをコピーしたストーブ。
ですが、あまり見かけることが無いため情報も少なく、
フランス製という以外詳細は不明なんです。
ですが、M-1942の製造が1942~45年までの3年間ですから、
恐らく生産された時期は、1940後半~60年代と思われます。

実はフランス製のストーブというのは、
ピジョンVESTACDFなどのようにやたら個性的なものが多いので、
このようにコピー製品を作るというのはなんだかすごく意外でした。
とはいえ、全体の作りも結構しっかりしているので、
コピーながらきちんとまじめに作られたのだなとは感じます。

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アポロ月着陸船のような脚もきっちり再現。

さて、そうはいったもののコピーされた部分は全体のフォルムだけのようで、
少し見るとオリジナルとはずいぶん違うことにすぐ気づきます。

まずは材質。
M-1942はバーナー部が真鍮でその他はほとんどがステンレス。
ですので、劣化しにくく、今でもかなり良い状態のものが多いです。
一方、SELUSEは真鍮と鉄。
ですが、素材そのものの質は結構上質な印象ですね。

また、各パーツで見ていくと、
M-1942はポンプがこのようにフィラーキャップを兼ねていますが、
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こちらは、それぞれが独立。

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キャップ

安全弁を持たないのでいたってシンプルな構造なのでメンテは楽勝♪
(Mー1942も安全弁はありません。)

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ポンプ

見慣れた形なんでメンテは楽ちん。
かと思いきや…

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え~、なんなのこのNRV!

マイナスネジなんで固着してるとかなり苦労します。
(実際今回はしっかり固着)
おそらく、よくあるフィラーキャップの安全弁と同じ構造なんだろうけど、
なんで、一般的なNRVを使用してくれていないのか…
こういう点も、やっぱ変わり者のフランス製だ。

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ちなみにポンプはかなりショートストローク。


また、火力のコントロールも、M-1942は調整ダイアルが本体についており、
クリーニングニードルも内蔵されております。
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左の黒い星型のものがダイアルで、
その奥に見えるレバーを上下させクリーニングニードルを作動させます。
右はプロトタイプで横向きの歯車状のものがダイアルで、
その操作でニードルが作動します。

ですが、SELUSは一般的なストーブ同様、抜き差しするコントロールキーです。
ですので、紛失しがちなので気を付けないといけません。
チェーンでもつけようかな。

つまりスピンドルは一般的な構造なので、
弱火~強火まで火力調整も簡単に行えます。
この点、ONorOFFしかできない1942より優れているといえないないかな?

キーはこの様に長めでプリムス71のものによく似ています。
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付属のジョウゴはアルミ製で超軽量♪
ちなみに、プリッカーが付属していることからお分かりの様に
ニードルは内蔵されておりません。

そしてゴトクの収納方法にも違いが。

1942は大きなリングでゴトクのを固定しておりす。
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ですので展開・収納は片手でゴトクをまとめてつまみ、
もう片手でリングを上下に動かし行います。

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リングの位置が微妙に違っているのがわかるでしょう?

ですから、慣れると一瞬で出来るので便利!
さすが軍用!

ですがこちらはそのようにはなっておらず、
一つ一つ指でつまんで行います。

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こうやって引き上げて…

ガイドに沿わせ指を話すと、
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ストン♪

これはこれでよくできていて、結構楽しいです。

動画で違いを。


前述のポンプやバーナー部の構造の違いは、
明らかにコスト上コピーはできなかっただろうけど、
このゴトク部分については、むしろこっちの方が面倒だったのではない?

そこで私は思うのですが…

もしかしたらSELUSは、実物の1942を見て作ったわけでなく、
映像やその他の資料を基に作られたのではないかな?

というのも、今見ていたゴトク収納方法もそうですが、
1942の場合ポンプ部なども、初見では分解時「?」となるほど独創的ですから、
ましてや、コピーしようとしたら実物を手にしてみないと構造がわからない、
そういうもののように思えるのです。

というわけで、このSELUSは1942のコピーとは言いながら、
実は中身は全く違うものなのですよ。

「なるほど、だったら今後は遠慮のぅのびのびさせてもらいますわ。」

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う~ん、のびのび~♪


* おまけ *


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11月11日の№11

オプティマス№11といえば、以前レストア依頼のあったものをご紹介いたしましたが、
実は私も一台所有しております。

それがこれ。
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とはいえ、一応の動作確認だけをしてあるので、
それ以上は掃除もせず、点火もしておりません。

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なのになぜ、わざわざ今日の記事にしたかと言いますと、
それは今日は11月11日だけだから。

だけではなく

もう一つ理由があるのです。

その理由というのは…

入手した日も、11月11日だったからです。

狙ったわけでなくたまたまそうなのを後で気づいたもんだから、
なるど、そういう事ならば、初点火も11月11日にして、
その時はピカピカに磨き上げてやろう!

と、そう心の中で誓ったのですよ。

ですが、毎年そのそのことをすっかり忘れてしまい、
気が付いたときには残り日数も、わずかで多分間に合わない。
で、その日が過ぎると、
「まだ1年あるからな~。」
と、油断してしまいこむので、その翌年もまた同様…

そんなわけで、手付かずのまま延々今まで。
(=^^=)ゞ

そういうわけで、今日の日記は自戒のためにこうして書きました。

だから、お気に理である小ぶりのハンドルを手にしてこう誓うのです。

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来年こそ、ちゃんとしよう!


って、去年もそう思ったんだよな~。

(=^^=)ゞ


手が付かない!

ここ数日荷物がどんどん届いております。

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エンダースにコールマン

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そしてランタン二つ。

とっととレストアして送り出したいのですが、
例のぎっくり腰に加え、先日からの風邪ひきで、
体はもとより心が折れて何も手につきません!

だからぎっくり腰直前に手掛けていた№2も…
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積みっぱ!

思えばこいつの脚を作ろうと、3mmの鉄板を叩いて曲げて、
えいや!とう!と奮闘した際に腰やっちゃった可能性高いんですよね~。
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後は穴をあけてピンを圧入するだけなのに…

むろんあと少しで仕上げられそうな№3も、そのまま放置!
おまけにそこにメッサーのエンジンも置いてしまっているから、
ただ今店横の作業スペースは、あれこれ入った箱が積み重なり、
ほぼ物置状態になっておるのです。

だから何とかしたいのですが、いかんともしがたく…

でもそうはいっても何かできることはあるはずだ!
そう、あの西川きよし先生もおっしゃてるではないか!

「小さなことからコツコツと…」

というわけで、まずは一番最近届いた箱に手を伸ばしたのです。

どれ、まずはこれをやっつけてしまおうか♪

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マンゴーケーキ!

そう、確かに小さな一箱ですが、
おかたづけにおいては偉大な一箱なのです!

φ(._*)☆\(-_-)


さてさて、実はこれ豆芝君の台湾土産。
昨日遊びに来てくれた際にいただいたのです。

あっちはさすがに南国で、ふざけるな!と言うほど暑かったそうですが、
それでもレンタルバイクで好きに走れて非常に気持ちよかったとか。

よいな~。わしも行ってみたいな~。
でもその前にまずは体調を元に戻しておかないと。
そういうわけで早速お土産をいただき栄養補給!

おや?!


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箱の窓からのぞくとこは4個だけど、隠れている部分は2個なんかい!

さすがたくましいお国柄だ!

でも中身はしっかり美味しかったです。

(*^人^*) 豆ちゃん、いつもありがとう~!


さ、ぼちぼちと、順番にこなしていくか…

カーバイトランプ ~CARBO MODEL~ 中編

さて、前回分解したランプですが、まずはこのパーツから。
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くしゃくしゃにひしゃげた、水チューブ。

同径のパイプをカットして作ろうかとも思いましたが、
アルミ製で加工しやすそうだったので…

まずは丁寧に広げ、まったいらに叩いてきれいにします。
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お!何かお風呂屋さんのカギみたい。

で、今度はこれを適当な棒の上に乗っけ、トントンとゴムハンマーで叩きます。
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こんな感じできれいにRが沿ったなら、一回り小さい棒の上で同じ作業。
これを順々に繰り返すと…

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完成!

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タンク底面の凸部にもぴったりはまる。

でもこういう小さいパーツをたたくときはご用心。
指を叩くと血豆ができます。
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「うひひ♪」
ジョイ君が一服しながら愉快そうに笑っております。

さてお次は折れたスプリング。

これは針金を巻き作り直してもよいのですが、
そんなに強い力がかかるところではないので、
パイプでつないで再利用することにしました。

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後はパッキンをゴムでこしらえ、フィルターを用意してこれにて作業完了!
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なお、オリジナルのフィルターは洗浄しても思ったほどきれいにならなかったので、
キャブのエアクリーナーのスポンジで代用してみました。

で、これらを組み込み一応完成。
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手でつかんでいる部分で自転車等のステーに固定するので、
その状態で光軸が水平になる程度の強度のばねが仕込まれております。

点灯するにはレンズ部を開いて点火します。
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奥に見える銀色のが反射板。

そうそうこの際、水栓を少し開きガスが発生しても、
ニップルからある程度の勢いで噴出するまで点火は待ちます。
慌てて点火すると、大気圧に負けて火がタンク内に逆送し、
「ボンッ!」と軽い爆発を起こしますから。

なお、レンズと反射板のパーツはこの様にワンタッチで取り外しできますので、
掃除は案外楽に行えます。
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さてさて…

こうなると、あとはカーバイトをと水をセットし点灯テストとなるわけですが…

実はまだなんです。
(=^^=)ゞ


というのも、肝心のカーバイトが今は近所で手に入らない!
以前はどこの釣具屋さんでも置いていたのに…
特に新しくできた大型の釣具店だと、
「え?カーバー… なんですかそれ?」
とまで言われる始末!

そうなると残りは通販なのですが、
これがまた困ったことに、本体価格を上回る送料!
まあ、わからんでもないですが、それが非常に悔しい!

そこで、とあるホームセンターの通販で、
ただいま送料無料にすべくあれこれ買物候補を探している状況。
でもこんな時に限って、特に必要なものが無い!
(勢いでねじ山修正器でも買うか?)

そんなわけですので、はなはだ尻すぼみですが、
いったんこいつは仮完成で、点灯テストはまたの機会に。

(*^人^*)  つづく

英軍 №3 レストア ~前編~

ずいぶん前に届いていた英軍用大型ストーブ。
ツーバーナーだけど名前は№3。
なんせ大きくて場所をとるので、そろそろやっつけてしまわねばと、
重い腰を上げました。
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そういうわけで、早速ヘッドを外すと…

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真っ赤にさびさび!

そう、このストーブはタンクやヘッドは真鍮ですが、
チューブやスピンドルは鉄製なので、ここが良く錆びて固着するのです。
だから、「こりゃ手ごわそうだな…」と覚悟しつつ分解作業に入ります。

で、やはり悪い予感は当たるもので、
片方のスピンドルは完全に固着し、ダイアルをプライヤーでつかんで回すも、
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あらま!

なんと、固すぎて固定ナットのロウ付け部が外れてしまうほど!
そういうわけで、スピンドル本体をバイスプライヤーで加えこんでやっと緩めることができました。
(無論トーチでよく炙ったのちにね!。)

ちなみにスピンドルはこんな感じでした。
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思った通り、錆とカーボンでガッチガチ。

なお、グラファイトパッキンはなぜか両方とも入っておりませんでした。

ともあれ、そんなこんなで、
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取りあえず文分解完了!

そういうわけで分解できたら次は清掃。

いつもの通り、薬液→酸→アルカリ→磨きのフルコース。

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スピンドルも結構きれいになりました。

次はタンクの清掃だと、張り切って、シュコシュコ、ぱしゅぱしゅ、通路を掃除。
そして、コンプレッサーでエアを吹き込み汚れを飛ばしている時のこと。

おや~?

なんか、全くタンクからチューブにエアが抜けていかないんですけど…

これはもしや、バルブの詰り?
そこで、いや~な予感がしつつ、タンク内部を見てみると、

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やっぱり!

手前遠くそれぞれの矢印部分にチューブへ抜けるバルブがあるのですが、
そのどちらもが、古くなったガソリンなどが樹脂の様に変質し、
穴を完全にふさいでしまっている!

こういう場合、手の届く所なら針などでつつけば簡単に通るのですが、
ここはそうもいかない。
(入り口が小さいので、使える道具も限られるし、奥の方などかなり距離がある。)

仕方がないので、まずは薬剤で汚れを柔らかくしエアで吹き飛ばしてみることに。
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泡タイプのキャブクリーナーをたっぷり吹き付け、一晩置いたのちエアを吹く!

これを数回繰り返すも、全く効果がなさそうだったので、
ここはやはり直接つつかねばならないか…

そんな折、従妹のマリちゃんから歯科医用の道具をいろいろもらったので、
それを使って何とか手前は開通成功!
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(横のバッテリー充電器は、内部を照らす豆電球の電源。)

ですが奥の方は相変わらず悪戦苦闘!

そこで、結局専用の道具を作るしかないとの結論になり、
バルブの外径を測定したのちこういうものを作り何とかなりました。
IMG_7509.jpg
専用プリッカー!

これをバルブにかぶせ押し込めばOK(^^♪

そういうわけで、無事タンクからチューブへ抜けるようになったので、
やれやれまずは一安心。

さて、こうなると後は組み付けだけなんだけど、
こいつのスピンドルは妙なこと(ロウ付け)をしてあるんで、
普通のグラファイトシートを使用できないので一工夫が必要。
こちらの中ほどを参照)

さて、どうしたもんか…

というわけで、次回へ続く…

(*^人^*)

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